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Posted by ブクログ 2014年09月23日
あとがきに、平成23年8月19日とある。
北杜夫が亡くなったのは、同年年10月24日、ほぼ絶筆であろう。
絶筆であっても、北杜夫のユーモアはたっぷりで、夜密かに、喉をひきつらせて笑ってしまった。まことにもって、偉大な人である。
その偉大な人が畏れおののいていたのが、北杜生の父親の斉藤茂吉である。...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月11日
「マンボウ酔族館」,「マンボウ夢草紙」,「マンボウ夢のまた夢」を底本とした,マンボウ家エピソード集。
若い頃から晩年まで著者の視点から語られた家族の姿。だいたい時系列になっているのでマンボウ氏が家族とどう関わってきたのかが読み取りやすい。
マンボウ氏の文庫を買い求め,もっとも影響を受けた高校生の...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月13日
『マンボウ航海記』と一緒に購入した一冊。
北杜夫氏の訃報を知ったからだ。
これは著者が59歳から84歳まで週刊雑誌に連載してきたエッセイの中から著者が選んで編集した文庫本で「あとがき」が…平成23年8月19日…軽井沢にてとある。
亡くなったのが同年の10月24日だからこの「あとがき」が絶筆だった可能...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年11月11日
10月15日発行のこの本を買った後10月24日に訃報を聞いた。
かなりのお年だったようだ。それなのに書いてらしたのかと思ったら
週刊小説に連載されたエッセイから家族について書かれた物を中心に編集したものだそうだ。納得。元気の入り具合が微妙に違うと思った。
自分の躁うつ病もネタにしてものを書く。軽妙...続きを読む
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