ビューティフル 1

さいとうちほ

ウクライナのベラローザ村で暮らす少年・悠里（ユーリ）。天才的なバレエセンスを持ち、異父妹・杏奈（アンナ）にも慕われている。だが、彼の静かな生活は、世界を一変させる悲劇によって壊された。それは、チェルノブイリ原発事故――被爆した母親の夢を叶えるため、悠里は一人、家族と離れバレエ学校へ入るが…！？

• カテゴリ: 少女・女性マンガ
• ジャンル: 少女マンガ
• 出版社: 小学館
• 掲載誌・レーベル: プチコミック
• 電子版発売日: 2012年10月12日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 43MB

[ブクログ · ★★★★☆]

【全巻（１～４）読破の感想】
大好きなバレエに関する漫画ということで手に取りました。
体もすごく上手に書かれていて、安心して感心しながら読むことができました。
１～４巻まで通して、そんなに熱中してこの作品を読むような感じではなかったけど、”””この作品好き！”””(*´ω｀*)
最後のまとめかたが綺麗で、さすがベテランの漫画家さんだなーと安心感がありました。
主人公が色んな女の子と仲良くなるところや、（①）
男性なのに素直に涙を流したり、
両親を「パパ・ママ」って呼んだり、
普通の少女マンガではちょっと珍しい設定じゃないですか？
とくに、最愛の人を持ちながら①は許せないという読者さんも多いかもしれません。
でも、こういうスタイルをつきとおしていってくれた、
なんともわが道をいく作風が、新鮮で好感を持ちました！！

ビューティフルも、素直なゆうりも、大好きです！(≧∇≦)

普通の少女マンガとして：★★★☆（３．５）
バレエ目的でオススメ度：★★★★（４）
個人的な愛着：★★★★★（５）

[ブクログ · ★★★★☆]

タイトルどおり美しい絵柄が魅力。チェルノブイリ原発事故と絡めているところなどリアリティもあるが、世界は完全にファンタジーな雰囲気。バレエの世界で生きる主人公の成長を描くお話だが、１巻を読んだところあまり主人公に共感できない。異父妹への思慕の感情の理由があまり深く描かれていないような気がするので、いきなりの展開に多少違和感がある。ちょっと急ぎすぎ。しかしロマンティックな世界観の美しさ、詩的なムードは申し分ない。古典的なバレエ漫画の懐かしい良さを受けついでいる。

[匿名 · ★★★★☆]

愛

バレエの躍動感があるイラストが素晴らしいと思いました。異母兄妹の報われない愛が、上手にバレエの演目もあわせて描かれていてとっても素敵でした。