長寿の嘘

柴田博

コレステロール値が低い方が良い?
魚より肉は悪い?
卵は1日1個まで?
BMI値は22が理想的??
全部、嘘でした。
巷にはびこる情報をそのまま鵜呑みにしていては「長生き」出来ません!
医学博士の著者が従来型の常識に対し、
エビデンスから求めた「長生きするための新常識」を語ります。
間違いだらけの長寿・健康学にメスを入れる、医学博士渾身の一冊。
真のエビデンスに基づいた、「長生きの新常識」とは?


もくじ

第1章 粗食美談の嘘 ―正しい養生法のすすめ―
1 日本はいつから食養生を間違えたのか
2 肉食のタブーはいつから始まったか？
3 正しい不養生とは何か？

第2章 やせ信奉の起源と流行 ―正しい養生法のすすめ―
1 誤った養生法の内容
2 誤った養生法の起源と流行
3 日本人の体格に関する正しい不養生

第3章 “コレステロールバイ菌説”の嘘
1 なぜ、コレステロールは悪者になったのか？
2 “コレステロールバイ菌説”の起源と流行
3 正しい不養生のすすめ

第4章 高齢社会を元気で生き抜くために
1 誤った老年医学の内容
2 誤った老年医学の起源と流行
3 健康寿命の正しい延ばし方

解説 和田秀樹

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 暮らし・健康・美容 / 健康・医療
• 出版社: ブックマン社
• ページ数: 272ページ
• 電子版発売日: 2025年03月28日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 14MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

　健康寿命延伸は万人の願いなれど、現行の健康施策はメタボ健診をはじめ逆行するものばかり。不必要なダイエット、サプリメントの濫用、心理的な不安など、メタボ健診の弊害は数え切れない。和田秀樹氏推薦の書。柴田博著「長寿の嘘」、2018.9発行。柴田博氏著作の集大成だそうです。構成は：①粗食美談の嘘　②やせ信奉の起源と流行　③コレステロールバイ菌説の嘘　④高齢社会を元気で生き抜くために。私は、同じ内容の本としては、和田秀樹さんの本の方が読み易いです。