ドキュメント 北海道路線バス ――地域交通 最後の砦

ドキュメント 北海道路線バス ――地域交通 最後の砦

1,815円 (税込)

9pt

4.0

鉄道廃線を引き継いだ北海道の路線バスは、過疎化や少子高齢化により危機に瀕している。自然環境もきびしく、冬の日本海沿いでの運行は突風、ホワイトアウト、猛吹雪で困難を極めるが、運転手は高度な運転技術と旺盛な使命感で日々闘っている。バス輸送の現場はいかなる問題に直面しているのか。運行管理者、運転手の生の声を徹底取材。DMV、BRTの現在や、イギリスのバス復権の動きも調査し、バス2024年問題や運転手不足への対策に向けた提言も行う。 【目次】まえがき/第一章 真冬の路線バス――過酷な気象条件のなか北を目指す/第二章 自然とのきびしい闘い――今日も走る国鉄代替バス/第三章 生活バス路線を守る――道東・中標津町の闘い/第四章 道北を走る長距離都市間バス――札幌~枝幸298㎞、5時間半の旅/第五章 日本最北のバス路線――宗谷バスを走らせる人たち/第六章 人手不足社会への試行――自動運転バスはどこまで進化するか/第七章 DMVとBRT――バスの可能性を広げる試み/第八章 イギリスのバス復権――徹底したバス優先施策で利用客を呼び戻す/第九章 続く路線バス運営の試練――コロナ禍と2024年問題/終章 バス運転手不足への提言/あとがき/参考文献

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    Posted by ブクログ

    北海道の鉄道は次々と廃線・廃駅が進み青色吐息だが、代替交通手段となったはずの路線バスも、乗降客数減と運転手不足で風前の灯との事。
    厳冬期の特に海沿いの道路状況の過酷さの中で、事故無く運転するドライバーは正に特殊技能者であり、そうそう代わりの人を見つけられるものではないだろう。
    こういう厳しいけど無く

    0
    2025年08月11日

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