図説 龍とドラゴンの世界

図説 龍とドラゴンの世界

1,980円 (税込)

9pt

3.5

本書は、龍の起源とその歴史的変遷を膨大な図像と歴史資料によって解き明かし、わが国の龍学の礎ともいえる『龍-神秘と伝説の全容』(刀剣春秋新聞社)、『図説・龍の歴史大事典』(遊子館)の大著を刊行した著者のその後の研究成果を、上記の二著に加えて、一般読者向けに纏めたものである。著者・笹間良彦氏は本書の執筆途上において、残念ながら他界されたため、その遺志を継ぐべく編者が残された草稿を補訂する形で編集をさせていただいた。
残された草稿から、著者の構想の一つは、日本先史である縄文・弥生時代より古墳時代における、日本固有の蛇にかかわる精神世界と、中国・朝鮮文化の渡来にともなう神仙思想と龍についての論究であった。おそらく、縄文時代の土器・土偶などの遺物に見られる図像学的研究の進展や青森県の縄文時代の大規模集落である三内丸山遺跡の発掘など、縄文農耕の可能性を示唆する考古学の最新研究の影響を受けたものと考えられる。
(「はしがき」より)

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図説 龍とドラゴンの世界 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    龍とドラゴンに関する研究書。
    古今東西の遺物や書籍等に現れる龍について、龍の種類、
    文様、神や帝との関係、宗教など、幅広く詳細に解説。
    図や画像が上手に配置されているので、わかりやすい。
    時代や地域によっての異なりや変容が興味深くなった。
    特に、中国と日本の記述はきめ細やか。
    現代の龍についても紙面

    0
    2017年10月07日

    Posted by ブクログ

    同一筆者がすでに出版している「図説・龍の歴史大事典」の一般普及版になります。そのため、内容は7割程度は重複していますが、こちらの方が遥かに一般向けの読みやすさとなっています。

    【こんな人におすすめ】
    本格的な龍の研究についてわかりやすくかつ専門的な本を探している

    0
    2024年02月12日

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