見るだけで楽しめる！ 遠野物語と怪異 遠野の呪術の世界

遠野市立博物館

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ようこそ『遠野物語』の世界へ！ 遠野に伝わる怪奇譚や妖怪、呪術、民俗行事などを紹介し、伝承が息づく民話のふるさと「遠野」を読み解く。遠野の風景や妖怪出没地点の写真が満載！

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学
• 出版社: 河出書房新社
• ページ数: 128ページ
• 電子版発売日: 2025年02月28日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 59MB

[ブクログ · ★★★★★]

いろいろな場所や資料の写真がふんだんに掲載されていて見ごたえがあった。100ページほどなので軽く読めてよかった。

[ブクログ · ★★★★★]

遠野市立博物館で好評を博した展示の書籍化。河童やオシラサマサマの他、物語成立の経緯や人物を巡る。遠野は山奥の静かな町と思っていたが当時は交通の要所として栄えその賑わいが数多の物語を生んだという。今なお人々を惹きつける怪異と地域の魅力を余す所なく紹介した良書だ。

ある日、山に遊びに行った少年が「不思議なものが木登りをするところを見た」と語った後に間もなく死んだ、という話がとても怖い。自然の中で奇妙に動くものを見てしまい死ぬ、という筋書きは現代でいえば「くねくね」に近い。怖い話の源流ともいえる怪異を読む事ができてよかった。

[ブクログ · ★★★★☆]

このご時世、フルカラーで資料が載っているだけでも貴重。
今も生活の中に溶け込んだ様々な畏怖を感じた。
でも、何故遠野だけこんなに残っているのだろうか。

[ブクログ · ★★★★☆]

『遠野物語』入門としても遠野の観光ガイドとしても最適。遠野にますます行きたくなりました。遠いのでなかなか行けないが（遠野なだけに）。ちなみにこの本のベースとなっている「遠野物語と呪術」展の図録も所持している。本棚の奥で睡っているもよう。いつかなんらかの神に変化するやもしれん（笑）。