さあ、最初の一歩を踏み出してみよう!
「国際協力」には、いろいろな関わり方があります。
ボランティアとしてだけでなく、職業として、自分自身の生活も支えながら、「世界を救う仕事」ができます。
そして、普段の生活の中でも、「世界を救う」ためにできることがたくさんあります。
「いつ、だれが、どこで、なにを、どのように、なぜ、国際協力をやるのか?」を、国際協力の世界でさまざまな経験を積んだ著者が、会話形式でアドバイス。国際機関、政府機関、NGO・NPOなどの現状はもちろん、問題点も解説。さらに、それ以外でも、企業や普段の生活でもできる「国際協力」の方法を提言。これから「国際協力」をやりたいという方はもちろん、すでに「国際協力」の世界に飛び込んだ方まで、「世界のために、社会のために、何かをしたい!」と思った時に、是非お読みいただきたい1冊です。
山本 敏晴 ● やまもと としはる
医師・医学博士・写真家・国際協力師。数々の国際協力団体に所属し、アフリカや中東で医療援助活動を行う。2003年より2年間、国境なき医師団・日本理事。NPO法人宇宙船地球号を創設。「持続可能な世界」の実現を目指し、世界に目を向ける人々の育成を行う。
Posted by ブクログ 2022年01月16日
国際協力の問題点(例えば国連の場合だったら拒否権とか)も含め、わかりやすく説明されています。
第7章で、作者が心の奥底にこっそり置いている考えは、「人に優しくするとその優しさが世界中に広がっていく」ことだと控え目に書かれていますが
あとがきに出てくるマザーテレサの言葉
「(周囲は気にせず)あなた...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月14日
国際協力とは何か、どのような形で行うのか。キラキラして見える国際協力の理想と現実、それに対して著者がどのような心持ちで国際協力を行っているのかなど、会話形式で分かりやすく整理されている。仕事にしたいと考えているなら、読んで間違いない本。本気で国際協力をやりたいのか考えられるし、やりたい場合の具体的な...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年07月31日
国際協力を始める第一歩として、
どこで、だれが、どのようにやるのかトーク式に書かれた本。各章にはまとめも書かれていて、わかりやすい。
特に印象に残ったのは、国際協力は、事前によく勉強し、準備をし、自分が満足するだけではなく、他人を幸せにできる可能性があるものだということ。
また、自己満足の気...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月10日
「国際協力」とは何かにはじまって、そのあり方、何をどう考えなければならないか、どう行動に移すか、横たわる問題点、心構えなどなど、初心者の女の子と対話形式のごく平易な言葉で、本当に具体的にわかりやすく書かれている。
中高生向けだが、きれいごとだけではなく、国際社会や資本主義社会、貧困や内戦にあえぐ国々...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月02日
対談形式のため読みやすく、内容も分かりやすい。
また、各章に「まとめ」が書かれているので、知識として頭にも定着しやすい。
「国際協力」なんて、大それたことは自分には無理であろうと思いながらも、心のどこかで憧れというか、何か自分でも役に立てることはないかと思う人は、以外と多いのではないでしょうか? ...続きを読む