デラシネマ(1)
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デラシネマ(1)

759円 (税込)

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3.3

映画が娯楽の王様だった時代、そのてっぺんを目指すデラシネ(根無し草)がいた。助監督と大部屋俳優、2人の夢と野望が新たな「映画(シャシン)」を創り出す!――昭和28年。黄金時代の日本映画界で底辺からてっぺんを目指す2人の男がいた。日映(にちえい)撮影所に所属する大部屋俳優の宮藤武晴(くどうたけはる)とフォース助監督の風間俊一郎(かざましゅんいちろう)。撮影所の伝統と慣習に阻まれながらも、2人は「作り物」ではない「リアル」な映画づくりを目指す!

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デラシネマ のシリーズ作品

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  • デラシネマ(1)
    完結
    759円 (税込)
    映画が娯楽の王様だった時代、そのてっぺんを目指すデラシネ(根無し草)がいた。助監督と大部屋俳優、2人の夢と野望が新たな「映画(シャシン)」を創り出す!――昭和28年。黄金時代の日本映画界で底辺からてっぺんを目指す2人の男がいた。日映(にちえい)撮影所に所属する大部屋俳優の宮藤武晴(くどうたけはる)とフォース助監督の風間俊一郎(かざましゅんいちろう)。撮影所の伝統と慣習に阻まれながらも、2人は「作り物」ではない「リアル」な映画づくりを目指す!
  • デラシネマ(2)
    完結
    759円 (税込)
    日映のフォース助監督・風間俊一郎は、はじめての映画の打ち上げでの因縁から、師岡(もろおか)監督初作品の助監督に就くことになったが、それは穴埋めの三流企画だった。一方、大部屋俳優の宮藤武晴は、日映のスター、御大・市岡歌蔵(いちおかうたぞう)の主演作で、段取りを無視したために干されていたが、殺陣の名手、奥村(おくむら)との稽古で復活のきっかけをつかむ。──昭和28年の日本映画界を舞台に、デラシネ(根無し草)2人はテッペンを目指して駆け出した!!
  • デラシネマ(3)
    完結
    759円 (税込)
    日映の大部屋俳優・宮藤武晴(くどうたけはる)は、ようやく現場復帰して目立つチャンスを狙うものの、回ってくる仕事はセリフも立ち回りもない役ばかり。一方、フォース助監督・風間俊一郎(かざましゅんいちろう)は、第5のスターとして迎えられた市岡光春(いちおかみつはる)と御大・市岡歌蔵(いちおかうたぞう)が共演する大娯楽時代劇で、俊英・高羽(たかば)監督の下につくことになった。スターと大部屋俳優、俊英監督とフォース助監督、そこには大きな壁が立ちふさがっていた!
  • デラシネマ(4)
    完結
    759円 (税込)
    大部屋俳優・宮藤武晴は、時代劇『双月記』のクライマックスで御大・市岡歌蔵が繰り出す高速の立ち回りの「斬られ役(カラミ)」として、急遽指名される。激しい殺陣(たて)の最中、武晴が見せた「型」によって、武晴と御大の意外なつながりが明らかに……! 一方、高羽監督にスカウトされたフォース助監督・風間俊一郎は、監督の「新しい時代劇」作りへの情熱を目の当たりにし映画(シャシン)への思いを新たにする。そんな俊一郎を待つのは、脚本(ホン)作りという新たな課題と、美しい女優との出会いであった!
  • デラシネマ(5)
    完結
    759円 (税込)
    巨匠・森島貢(もりしまみつぐ)監督の新作『花、ひとひら』。サード助監督として就いた風間俊一郎は、主演の国民的女優・生方朋子(うぶかたともこ)の「女優をやめる」という爆弾発言を誰にも言えぬままロケに旅立った。ロケ先では、森島の横暴にスタッフの不満は限界を越え……。その頃、大部屋俳優・宮藤武晴は、新春オールスター映画『東海任侠道』に参加。梨園からのニュースター・市岡光春の「斬られ役」として臨んだシーンは、殺陣(たて)の支配権争奪戦となった!
  • デラシネマ(6)
    完結
    759円 (税込)
    セリフ付きの役を掴み、度胸と機転で急場をしのいだ武晴(たけはる)は、ようやく手にしたチャンスに意気も揚がる。だが、そんな武晴に「今のままだと大部屋止まりだ」と俊一郎(しゅんいちろう)は言い放ち、2人は一触即発の事態に! 果たして俊一郎は森島(もりしま)組で何を見たのか? そして、会心の演技が通用しない武晴は活路を見出せるのか? そんな中、日映を大きく揺るがす事件が起こる。
  • デラシネマ(7)
    完結
    759円 (税込)
    新任副所長・上条尚弓(かみじょう・なおみ)は、新時代を見据え「現代劇」増産を目指し改革を始めた。尚弓が打ち出したのは、「大部屋俳優」による群像劇と、「脚本コンクール」による助監督の監督抜擢。時代劇で存在感を示した大部屋俳優・宮藤武晴(くどう・たけはる)にチャンスが巡る一方、助監督の風間俊一郎(かざま・しゅんいちろう)は、非改革派の妨害に遭いコンクールの締め切り直前で倒れてしまう――。戦時中の満映(まんえい)での過去も明らかに!!
  • デラシネマ(8)
    完結
    759円 (税込)
    日映初のオールカラーをウリに、風間俊一郎(かざま・しゅんいちろう)・初監督作の撮影が始まった。主演の宮藤武晴(くどう・たけはる)と共に期待を胸に上京する俊一郎。だが、クセのある東京のスタッフ、技術の安定していないカラーフィルムと問題は多く、撮影は難航する。一方京都では、副所長・上条尚弓(かみじょう・なおみ)の不在中に、反改革の所長派が暗躍していた。――あの日の『約束』に手が届くのか? 映画(シャシン)に魅せられ、映画に生きた男達の、情熱滾る映画漫画、ついに完結!!

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デラシネマ(1) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年05月31日

    映画に活気があって、でも既に一段落を迎えた時代。
    次の時代を迎えるために、今ははみ出している男たちの
    夢と想いが広がっていく…。面白いです!
    しかしまぁ、見事に変人ばっかりそろったもんだなぁ(笑)。

    0

    Posted by ブクログ 2013年11月30日

    題材、進行は熱血ながら今のところありきたり。
    ただ、単純にトップを悪役にせず、中間層が腐っていて上層部は優秀、というリアルさは目新しいかも。

    0

    Posted by ブクログ 2013年06月08日

    映画製作の話なので、少しは楽しめかと思ったら、昭和28年のちゃんばら映画全盛時代に、リアルな映画を志向してみんなから総スカンを食う主人公。
    それでも泣きの芝居ができない威張ってるだけのベテラン女優の昔の衣装を見せてほろりとさせる。って、安っぽい設定でがっかり。

    0

    Posted by ブクログ 2011年11月17日

    イタい系新人話かカリスマ話かなぁと思ったけど、そうでも無くて、プロ対プロの火花散る感じが好感持ちました。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年05月16日

    5巻まで既読。

    サンクチュアリ方式(笑)で描かれる
    助監督と俳優が映画でのしあがっていく話

    まだまだ序盤だが、なかなか丁寧で王道な作品
    安定したおもしろさがある

    言われてみて初めて気付いたが、哲也を
    描いた人の作品だった・・・とは・・笑

    80点

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年10月16日

    二人の男が映画界にどう躍進していくのか、
    サンクチュアリ方式のサクセスストーリーで
    戦後の映画界の様子も分かって、
    泥臭いけど、面白い。

    0

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