私を警戒していたはずの憧れの方に求婚されました

四季夏果 / すいこ

「口づけだけで真っ赤だな……そんな様子で大丈夫か？」モルドレ子爵家のシュリアは、侯爵家嫡男のクロン・ダリアーに憧れていた。とある夜会で彼の双子の姉であるベローチェを助けたことで、彼らの屋敷を訪れたシュリアだが、クロンと顔を合わせた際に〝恩を売るために助けたのか〟と警戒されてしまう。そんなつもりはなかったものの、彼への憧れの気持ちは迷惑にしかならないだろうと考え、クロンとは距離を置こうとする。できるだけクロンと関わらないようにしていたはずなのに、なぜか彼と話す機会が増えていく中、婚約者とともに訪れた夜会で、シュリアを取り巻く環境が一変して……？憧れが次第に恋へと変わっていくお話。

• カテゴリ: TL
• ジャンル: TL小説
• 出版社: フランス書院
• 掲載誌・レーベル: e-ノワール
• 電子版発売日: 2025年02月07日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 2MB

[ワンワン · ★★★★☆]

作家さん買いです。ヒロインがとっても素直で、生い立ちから少し世の中に対して斜に構えていたヒーローには衝撃的だったのでしょうね。

[サマ · ★★☆☆☆]

うーん

イメージ的に３章からなっているストーリーです。
まずヒロイン目線でヒーローとの結婚まで描かれており、そこからヒーロー目線で同じ時間軸が描かれています。そしてラストに結婚してからの２人が少し描かれていました。
正直に言うとよくあるストーリーですし、お互いのすれ違いやジレッたさや切なさなどもないのでわざわざヒーロー目線を入れなくても良かったかなと個人的には思いました。結婚してからのストーリーも今まで感じたことのない嫉妬をヒロインが感じたって話ですが結婚しているしどうでもいいし、と思ってしまいました。結婚して浮気をされている予兆もないのに、いちいち職場の部下に嫉妬していたらこれから先の夫婦生活は大変だろうなぁと現実的に思ってしまいました。

＃ハッピー