猫はいつでも甘やかされる

榎田尤利 / 紺野けい子

根津にある高校で特別講師として生徒達に英会話を教えることになったシュウは、そこで流しの着物を着た茶道の特別講師・春彦と出会う。初対面の時から妙に余裕のある春彦に居心地の悪さを感じつつも、とあることがきっかけで、シュウは春彦が住む放蕩長屋で一緒に暮らすことに。そして、居心地の悪さがいつのまにか心安い空間になっていることに気がつく。一方、春彦も派手な外見や生意気な言動のわりに純情で素直な性格のシュウが気になってしかたがなかった。東京の下町、根津を舞台にした艶やかな男たちの恋物語登場！

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: 大洋図書
• 掲載誌・レーベル: SHY NOVELS
• ページ数: 236ページ
• 電子版発売日: 2012年06月15日
• コンテンツ形式: XMDF
• サイズ(目安): 1MB

[匿名希望 · ★★★★☆]

キャラもストーリーも独特…？

攻めの一人称が「あたし」ていうのに引っ掛かったり、ストーリーで引っ掛かる部分はありましたが、基本的に楽しめました。
包容攻めいいです。

でもシュウが教師としての顔と素の顔と違い過ぎて、よくキャラクターが掴めませんでした…。

まあ気になるところを挙げるときりがないですが…。榎田先生らしさがありますね。

[ブクログ · ★★★★☆]

「放蕩長屋の猫」の格好良い脇役、春彦の恋愛が楽しめます。

前作でもこの春彦さんの方がご贔屓でしたので
読めてうれしいですね。
比例して続編の方が★評価が高くなってます（笑）

[ブクログ · ★★★☆☆]

「放蕩長屋の猫」で登場した春彦の話。やっぱり春彦はカッコイイなあ。春彦の猫が見つかってよかった！！「おとといきやがれ、このすっとこどっこい！」のセリフが好き。そして、マイペースな沙織も好きです。意外とこの娘おもしろいわ。