ソニー×ホンダ 革新を背負う者たち

古川慶一 / 田辺静 / NIKKEIMobility

トップの決断が生んだ「禁断のタッグ」が、組織も社員も変える――。
「失われた30年？ 嘆いているなら動けよ。俺が変えてやる！」
不文律を破ってモビリティ事業に参入したソニーと、自前主義のこだわりを捨てたホンダ。次世代モビリティの開発で手を組んだ両社トップの決断と、社員の異才融合によって起こった開発者の変化に迫る、熱き現在進行形の物語。
2025年に米国で発売予定の電気自動車（EV）「AFEELA（アフィーラ）」。開発・販売するのはホンダとソニーが折半出資するソニー・ホンダモビリティだ。日本が世界に誇るグローバルブランドである両社は、社内の不文律を破って手を組んだ。「本田宗一郎邸での極秘会談」や「幻の提携相手、マツダ」などの内幕を日本経済新聞の担当記者が徹底取材で明かす。EVでは周回遅れのニッポン。それでも互いにエースを送り込み、先行するテスラや中国勢に挑むソニー・ホンダの狙いとは――。停滞を打破するヒントがここにある！

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: ビジネス・経済 / 経営・企業
• 出版社: 日経BP
• ページ数: 288ページ
• 電子版発売日: 2024年11月08日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 11MB

[ブクログ · ★★★★★]

ソニーがどのように自社の強みを引き出し自動車を作ろうと意思決定したか、ホンダとどのように提携したかを紐解くドキュメント。ホンダ側もF１参入、撤退の後に急速なEVシフトを仕掛けた三部氏がソニーの吉田社長の問いかけに答えて動き出す。