アガシラと黒塗りの村

アガシラと黒塗りの村

1,760円 (税込)

8pt

古文書オタクの黒木鉄生は、大学時代の親友・八重垣志紀に頼まれ、村で発見された「沼神文書」と呼ばれる古文書を解読するために巨人伝説が残る農村を訪れた。村に到着したその夜、セイタカ様と呼ばれる巨大な地蔵の前で、議会議員の息子・島田光男が殺害された。さらに2日後には、こしかけ山と呼ばれる場所で八重垣の義妹・咲良の幼馴染が首を吊った状態で見つかる。
「沼神文書」の解読作業を進める黒木は、村と村人の秘密、2人の死の真相に迫ることになり…。第2回黒猫ミステリー賞受賞! 一気読み必至の民俗伝承ミステリー。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

アガシラと黒塗りの村 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ミステリー&民俗学入門にベストかも

    10年以上ぶりに小説を読もうと思い手に取った1冊です。
    まず小説として読みやすく登場人物も魅力的で、小説を始めて読む方や久々に読む方などとてもオススメできると思います。
    個人的に民俗学や神話がスキなこともあり所々に出てくる単語で本当に楽しめました。それでいて専門

    0
    2024年12月04日

    Posted by ブクログ

    文章がとても読みやすく、一気読みした。

    民俗学もミステリーも好きだが、民俗学色が濃い小説特有の難解な文章は苦手。そんな私にとって本作はちょうどいいあっさり度だった。

    ただ、設定が面白いので、もっと掘り下げられそうでもったいなさも感じた。

    0
    2025年09月29日

    Posted by ブクログ

    まず、表紙に惹かれました。表紙に描かれた二人のキャラデザが好みなのと、背景がとても綺麗です。民俗学でもかなりあっさり目でライトな飲み心地です。
    犯人は、読みながら、この手を読み慣れている人には割とすぐ犯人に目星がつくかなと思います。
    あと、ミステリーといっても、主人公にも理由がありちょっとオカルトめ

    0
    2025年04月23日

    Posted by ブクログ

    黒木鉄生は古文書オタク。大学時代の友人、水森(旧姓)志紀に土砂崩れで発見された家系図のような文書の解読を頼まれる。なんとなく閉鎖的な村での仕事となるのだが、次々と人が死ぬ事件が起こり始める。
    村に隠された謎や八重垣本家の美少女咲良(水森は姉と結婚してこの村に婿入りした)の奔放さ、志紀夫妻のからっとし

    0
    2025年01月28日

    Posted by ブクログ

    田舎の風景が目に浮かぶ… 発見された古文書で村の歴史を紐解く民俗学ミステリ #アガシラと黒塗りの村

    ■あらすじ
    根暗な古文書オタクの黒木は、田舎の村を訪れていた。大学時代の友人八重垣から、村で発見された古文書の解読を依頼されたのだ。村に到着した夜、巨大な地蔵の前で地元政治家の息子が死体となって発見

    0
    2024年11月02日

    Posted by ブクログ

     巨人伝説の残る奇妙な村に住む親友から村で見つかった古文書の解読を依頼された主人公が殺人事件に巻き込まれ、その背後に隠された村の秘密に迫っていくという話で、事件の真相も去ることながら想像以上に壮大なスケールで描かれる物語に引き込まれた。民俗学の掘り下げも詳細でありつつ取っつきやすい絶妙な塩梅だった。

    0
    2024年09月29日

    Posted by ブクログ

    スラスラ読めて一気読みでした。
    読みやすいだけではなく終盤のシーンではしっかり緊迫感があり、ラストの怒涛の民俗学の知識をふんだんに使った伏線回収と物語の締め。
    かなり好みの作品でした。
    個人的にはこの著者の読みやすさ度外視の民俗学をふんだんに詰め込んだ大ボリュームの作品や王道のバディ系シリーズ物の作

    0
    2024年09月28日

    Posted by ブクログ

    こぢんまりしているけど民俗学テイストを味わう入門編には良いのでは。褒め言葉ではないヤングアダルトって感じ。
    製鉄民族は便利だなとこの手の話を読むといつも思う。
    語り手の背景関連だけは、流石に無理筋がすぎる。世界は100人の村か。

    0
    2025年09月17日

    Posted by ブクログ

    村の因習を起因とする民俗学ミステリ。
    設定、民俗学、人物、どれもライトな感じでサクサク読めた。
    神話や伝承、家どおしとの確執…好きな設定だけど、もう少しひねって欲しかった〜

    0
    2025年08月11日

    Posted by ブクログ

    偶然ではなく何かに呼ばれたのだろうか。いるべきところに戻るというか。最終的には咲良とまとまりそうな終わり方だった。それが運命か。

    0
    2025年05月25日

アガシラと黒塗りの村 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

同じジャンルの本を探す