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BL小説 16位
友達の息子の為にと、親に言われるがまま初対面の相手と雰囲気最悪の結婚式を執り行った、侯爵家三男のノエル。しかし旦那様は結婚生活を過ごす屋敷のメイド長と愛人関係にあるらしく、正妻の立場にあるノエルはなぜか旦那様にも使用人にも邪険に扱われていた。
正妻の仕事をさせない、だから相応の態度もない、という支離滅裂な言い分に呆れたノエルは早々に離婚を決意する。
「『屋敷を歩き回るな』とは言われたけど、『屋敷の外に出るな』とは言われてないからね~!」
そんな図太く逞しいノエルは、本来の仕事である≪オーレローラ国≫の翻訳を行うために毎日屋敷を抜け出し、城下町の王立図書館に入り浸っていた。しかしある日、大きな体を持った小心者の文官・ベルンハルトと出会い、「君の離婚に手を貸す代わりに、オーレローラの言葉を教えてくれ」と迫られて……!?
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毒舌令息は離婚を目指す
『黙っていれば高嶺の花。口を開けばトリカブト。』...な侯爵家の末っ子 ノエルが魅力的な作品です。
嫁ぎ先で冷遇という名のイジメを受けるノエルですが、大人しく泣かされたりはいたしません。天使な外見に似合わないノエルの毒舌がなんとも痛快で楽しいです。
一方、ノエルはベルンハルトから向けられる好意にはま
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