無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
《アパレル店長が教えるやさしい服飾史》
ブランド物の服って、正直めちゃくちゃ高いですよね?
値段が値段だし、高品質でこだわっていることは分かるけど、それでも一見なんの変哲もない白シャツやパーカーが、普通に10万円を超えてしまうような世界です。
「それでも好きだから頑張って買う」という方と、「自分には理解できない」という方……両方いらっしゃると思います。僕はどちらの方にも読んで欲しいと思って、この本を書きました。
本書に書いてあるのはファッション全体の歴史、そしてその中で誕生してきた、たくさんの素晴らしいブランドたちの物語です。
アパレル業界は、ものすごく見栄っ張りでカッコつけなところがあります。おまけにプライドもめちゃくちゃ高い。だから、いざファッションの歴史について知りたいと思っても、小難しく説明してきたり、余白を残した抽象的な言い回しをしたりします。
不必要にハードルを上げてしまいがちなんですね。
そういった現状を打破する本にしたいと思い、カッコつけた言葉は使わず、可能な限り具体的な解説を心がけました。
服好きな方にとっては、よりファッションが楽しくなる1冊に。
なんとなく興味本位で手にとっていただいた方にとっては、新たな世界に踏み入れるきっかけとなる入門書に。
本書がそんな存在になってくれれば、幸いです。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
面白かった!
タイトル通り"フツーの白シャツが10万円もする理由"って、何だろな?って思ってた側の人間。
元々、靴やスーツやネクタイなんかには興味があって、全く縁遠い訳では無いけど、"The ファッション"には少し距離があるというか‥
今回、ルーブル美術館でみたクチュール展でメゾンの歴史に興味を持って、身近にいる人の影響もあって、何だか自分の中で点在しているファッションの知識を繋げてみるのも良いかもなーと思っていたタイミングで出会った一冊。(他の方の書評にも有るように、そんなタイミングの人は中々いないだろうから、この本が刺さる人がどれくらいいるかは不明‥)
メゾンの歴史、きら星のごとく現れるデザイナーたち、そしてそのデザイナーたちが色んなメゾンを渡り歩く事で生まれる化学反応。色んな流行り廃りがある中を、感性で今この時代まで生き抜いてきたメゾンに対するブランドという名の価値。それがタイトルの答えなんだと思う。
マルジェラの話、プラダとmiumiuの話、川久保玲やイッセイミヤケ、高田賢三をはじめとする日本人デザイナーの話、デイオール、イブ・サン・ローラン。アントワープ・シックス、トム・フォードとグッチ、kolorとsacaiの話 等など、過去から現代まで歴史の流れがわかりやすく、デザイナー毎の特徴も掴みやすい。
美術史上の位置付けや、作者の背景を知って観ると、絵画の見え方が変わるのに似てるかもしれない。この本を読んで、お店で服を見たら、服の見え方が変わるのかなーと思えた一冊。勿論、この本読んだだからといって、バチバチに尖ったデザインの服の価値を自分で分かるようになるわけじゃないけど、グラデーションがあって、自分が好きな感じがあって、そこにメゾンやデザイナーに対する敬意があって、着たいものが選べたらそれは豊かなこと何だと思う。
読者の対象は限られるかもしれないけど、そんな豊かさへの扉を開く良書じゃないかと僕は思います。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。