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貸本屋から身を起こし日本橋通油町の版元となった「蔦重」こと蔦屋重三郎。江戸後期、田沼意次の浮かれた時代に吉原の「遊郭ガイド」を販売し、「狂歌」や「黄表紙」のヒット作を連発した男は、言論統制を強める寛政の改革に「笑い」で立ち向かう。北斎や歌麿、写楽ら浮世絵師の才能も見出した、波瀾万丈の生涯を活写する。
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Posted by ブクログ
NHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」が来年スタート。蔦屋重三郎について全く知識がなかったので読んでみた。新潮選書はち~と難しすぎました。次は『蔦屋 谷津矢車(著)』を読んでみます。
最近名前を見る人物で「メディア王」という惹句から。 一定程度の歴史知識がある方が捗ったのだろうが、自分でも名前がわかる江戸の浮世絵師に関して、彼らの生きた時代と出版界の状況というものを覗き見るには適った”媒体”であった。 資料的には紐解くのが難しい部分も多いようで、学説として確立していない面もあ...続きを読むる中で、ビジネスマンとしての蔦重の活躍は正負に今にも通ずる部分があり、予定される大河ドラマ化でどう描かれるかは、なかなかとっつきにくい人物にも思うが個人としては大いに楽しみになった。
2025年の大河ドラマが始まる前に読んだ。 作品名、人の名前、歌舞伎の演目など、 検索エンジンや、地図を見ながら読んだので 時間がかかった。 今時代の本屋組合、本ができるまでなど、 ちょっとした説明があったらなと思った。 大河ドラマでの映像にて、確認をしているので、 その点は事前に読んでよかったと...続きを読む思う。
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蔦屋重三郎―江戸の反骨メディア王―(新潮選書)
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