ホテルビジネス

林田研二

新型コロナウイルスの流行により、大きな変化を経験したホテル業界。インバウンドの影響もあり、近年、宿泊産業のありかたが多様化している。客室だけでなく、レストラン、スパ、式典会場などを備えたホテルは、機能の拡張により顧客に新しい価値を提供し続けてきた。グローバルな舞台で活躍するビジネスパーソンが知っておきたい、日本の「ホテルビジネス」の“今まで”と“これから”を、「ホテル雑学」を交えつつまとめた一冊。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: ビジネス・経済 / 就職・起業
• 出版社: クロスメディア・パブリッシング（インプレス）
• ページ数: 272ページ
• 電子版発売日: 2024年09月03日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 4MB

[ブクログ · ★★★★★]

私はホテルステイが趣味である。
ストレス解消に必要な4Rの一つに、
Retreat（非日常な空間の中で、自分だけの時間の中で心身の回復をすること）がある。

私にとってホテルはまさにRetreatの場所である。
そんな場所の歴史やビジネスモデルを知ることで、
より楽しめることを期待して、
次のステイ先を探している。

[ブクログ · ★★★☆☆]

ホテルの歴史から分類、どのような外資系チェーンが日本に進出しているのか、コロナ後のホテル業界がどのようになっているのか、またホテル業界の今後の課題についてまとめられている本。ビジネスホテルに泊まることが多いので色んなステータスのホテルがあることを知らなかったし、ビジネスホテルでも価格が1万を超えていることが多く、高くなったと思っていたが、ホテルの宿泊価格としては安い方と知り、ホテル業界の大きさを感じつつ、インバウンドの負の面を感じた。いつかはラグジュアリーホテルか日本3大ホテルの1つに泊まってみたい。

[ブクログ · ★★★☆☆]

ホテルビジネスの過去・現在・未来を広く浅くとらえることができる一冊。
ホテルと旅館の違い、ラグジュアリーホテルとビジネスホテルの世界観、進化するホテルなど、今まで気にしてこなかったことを知れた。

ただ、全体を通して、ラグジュアリーホテルやアッパーホテルに焦点が当てられている印象を受けた。
普段ビジネスユースがもっぱらの私にとって、雲の上の話にしか聞こえない部分が多々あった（お金持ちはこういったホテルに泊まって、お金を落としていくことは理解できた。

また、著者が最後の章で紹介しているホテル・旅館は確かに魅力あふれるところが多いが、ホテルのグレードには様々あるので、各グレードの中からオススメを選んでいただきたかった。