バトラー入門

バトラー入門

935円 (税込)

4pt

現代のジェンダーとセクシュアリティ研究の方向性を決定づけたとされるジュディス・バトラーの主著『ジェンダー・トラブル』は、その難解さでも名高い。実は、バトラーの理論を理解する鍵は、当時のフェミニストやセクシュアル・マイノリティが置かれていた現場――社会と歴史と思想の文脈にある。クィア理論って何? ブッチ/フェムやドラァグ論はどこから来たの? パフォーマティブってつまりどういうこと? バトラーの主著『ジェンダー・トラブル』を時代ごと理解する。

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バトラー入門 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    語り口がとても面白くて読みやすいのだけど、やっぱり内容は濃いので読むのに時間がかかった!きっと何度も読み返すと思います。

    0
    2025年07月06日

    Posted by ブクログ

    書き方がまずクィアすぎて、読んでてすごい惹き込まれる。バトラーの解説書は何冊か出ていると思うが、まずはこの本から読むのがオススメだと個人的には感じた。バトラーの理論の解説書というよりは、バトラーがジェンダートラブルなどを執筆する際の前後の社会的文脈も丁寧に説明されており、そこらの周辺知識がある人もな

    0
    2025年05月28日

    Posted by ブクログ

    ジュディス・バトラーの入門書ということだ。
    今や高校の倫理の資料集なんかに出てくるこの思想家、あの難解な思想家の、と思えば、たしかに、それは画期的な本のはず。

    ところが、著者は本書をバトラーの代表作「ジェンダー・トラブル」の「ファンブック」だという。
    バトラーならまずヘーゲル、そしてデリダあたりを

    0
    2025年03月01日

    Posted by ブクログ

    『ジェンダー・トラブル』は読んでいたが、本書によって一つの入口を見出すことができた。元本は栄養価が高くて、消化不良だったようだ。

    本書は冒頭のブッチ・フェム論から凄すぎ。レズビアンだから必ずしもうまく行くわけではない。不連続であり、多様なんだな。

    ポストモダンの意義を初めて実感することもできた新

    0
    2024年09月06日

    Posted by ブクログ

    ジュディス・バトラーの難解な主著『ジェンダー・トラブル』を、社会的背景や思想的文脈とともにわかりやすく解説し、クィア理論やドラァグ論、パフォーマティビティの核心に迫る一冊。

    おもしろかった。偏見がなくならないという現実があるからこそ「自己や他者に倫理的に生きることに駆り立てることができる」という一

    0
    2025年05月10日

    Posted by ブクログ

    バトラーの思想を、その源流ないし周辺からたどる形で丁寧に紐解いていく
    『ジェンダー・トラブル』に挑戦したくなる素敵な入門書

    「「社会的世界のなかで「不可能な」もの、意味不明なもの、実現不可能なもの、非現実的なもの、おかしなものとみなされながら生きる」人たちにとって、「可能性」は「パン」と同じくらい

    0
    2025年03月27日

    Posted by ブクログ

    バトラーの『ジェンダー・トラブル』のテクストを、背景にある文化や議論も含め丹念に読み解くクィアな入門書
    「真っ当な人間」を規定するジェンダー規範、「多様性/クィア」と一括りにされる人々の間の差異なども見つめ直す良書

    0
    2025年01月02日

    Posted by ブクログ

    フェミニズム/ジェンダー理論家であるジュディス・バトラーとその著作『ジェンダー・トラブル』(1990年)についての解説本。
    SNSで面白いと言ってる人がいたので読んでみたが、この分野は全く予備知識がなく、用語や文脈を含めて、読むのにかなり苦労した。(Wikipediaなどを適宜参照しながら読んだ)

    0
    2024年09月24日

    Posted by ブクログ

    イベントにも行ったし注目してた一冊。
    フーコーやヘーゲルといった男性哲学者を援用しての解説書ではなく、あくまでも『ジェンダー・トラブル』と同時代に生きた人々が置かれていた社会的環境・歴史に重きを置いて書いていた印象。
    ところどころラップっぽいが、この文体個人的にはバトラーの魅力を損なわせる感じがして

    0
    2024年08月07日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    バトラー『ジェンダー・トラブル』の哲学的な内容の解説書ではなく、その著書が書かれることになった同時代のレズビアン・フェミニズムやクィア・アクティヴィズム等の社会運動の背景の解説に多くの紙幅を割いており、それによって結果的に『ジェンダー・トラブル』の意義や偉大さや魅力がものすごく分かりやすく理解できた

    0
    2024年07月16日

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