淑女の笑みは三度まで～腐りきった貴族の皆様に最高の結末を～【極上の大逆転シリーズ2024】【SS付き】

鳳ナナ / 藤実なんな

家族から使用人同然の扱いを受ける伯爵令嬢のアルダンテは、義妹の策略により女好きで有名な第一王子の後宮に無理やり入れられてしまう。しかしアルダンテは聡く、強く、誰よりも“悪女”だった――。実はアルダンテは、三年前まで社交界の悪女として名を馳せていたのだ。訳あって本来の姿を隠していたけれど、人生を棒に振るくらいなら悪女に返り咲いて差し上げましょう！「私に害を成すお馬鹿さん達には、倍返しいたしますわ」――虐げてくる家族、義妹と浮気をする婚約者…そして、腐りきった国ごと極上の悪女が一切の容赦なく叩き潰す！

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 女性向けライトノベル
• 出版社: スターツ出版
• 掲載誌・レーベル: ベリーズファンタジー
• ページ数: 248ページ
• 電子版発売日: 2024年07月05日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 4MB

[KOKONTOUZAI · ★★★★☆]

う～ん、楽しめはしたんだけど

序盤のつかみは良かったんだけどなぁ…
ざまぁが足りない！　
「容赦しない」「やられたら何倍にしてやり返す」って言ってたのに…
確かに第一王子にはやり返してたけど、相手がバカだから追い詰めててもユ～ルく見えちゃうし、義妹がぶちギレてビンタしてきてもかわせないし、おまけに暴言吐きまくってるのに一発殴って終わり？
で、義母と元婚約者は放置？
ほっといても堕ちるのは察せるけど…何だかなぁ。
いやいや「もう疲れちゃった」じゃない！
徹底的にやってほしかった。

しかもラスボス的に出てきた実父の残念感が…
プライドは高いが、そこはかとなく漂う小物臭が悲しかった。

青薔薇と黄薔薇の2人には笑わせてもらったのでちょっと星を上乗せ。

＃笑える

[ぷぷろー · ★★★☆☆]

ちょっと残念…

　このシリーズ大好きなので期待が大き過ぎたかも…。悪人達の悪どさが物足りないのでざまア感が低い。せっかく主人公が、刃向かう相手には容赦なく徹底的に潰すと言ってるのに…ねぇ…黒幕でもあれですか…。
　イラストも　指輪は右手ですよってツッコミいれちゃいました。
残念でした

[zuiunzan.r · ★★★☆☆]

自分の父が、親玉だったなんて‼️
しかも、小悪党。
娘は、悪女じゃ無くて、いじめられてる弱小貴族の娘達を助ける、正義感の強い女性。
お話しが、今回は、ちょっと、迫力に欠けたかも。

＃カッコいい ＃ダーク ＃スカッとする

[匿名 · ★★★★☆]

陰残さは無く軽く読める

強メンタル不遇令嬢もの。

蓋を開ければ、敵方が軒並み小物感という残念さはありますが
目の前で小物を嘲笑うヒロインの立ち回りはなかなか痛快です。

何人かの敵対する令嬢も出てきますが、主たる敵はクソ家族と傲慢馬鹿第一王子(一応婚約者候補にさせられますが、ヒロインに対する嫌がらせ目的)
家での扱いが散々で、3年前から社交はおろか外出も禁止され、継母妹に軽んじられますが、父親との契約に従い、家族に反抗せず耐え続けたヒロイン。
しかしやむを得ず出席した夜会で
第一王子の理不尽極まりない言い掛かりと暴言にブチ切れて言い返したことから事態が動き出します。

ただ「問題を起こすな」というばかりの父親は、中盤まで得体が知れない感じ。
一応居る元々の婚約者は小物感で刺身のツマ程度。

役柄的にはヒーロー役はヒロインの庇護者ではなく共犯者。
あんまりヒロインを守ってません。

結局のところラスボスは父親ですが
終盤近くまでは何を考えているか見せずに得体が知れない感じだったのに
大詰め直前から一気に小物感が露呈。
大恥を掻いて終わります。

おまけSSでは、腐れ縁となった感じの元令嬢たちのその後が語られます。
主要人物の中では、ある意味一番馬鹿だけど哀れでもあるのは、黄娘だよな。
と思いました。