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まさに「総マーケター」時代到来。DXやAIの進展により誰でもデータに触れられる時代となり、これまで見えてこなかった様々な数値が表出することで、その活用は最高潮に達していると言えよう。
ただ営業部門はマーケティング部門がまとめたデータや示唆に関心を示さず、商品開発にまったく活かされないといった分断現象が見られ、それにも理由はありそうだ。本書の中でリクルートの出木場社長はデータを分析する意味として「分ける、集める、比較する」の3つを挙げ、頭の良い人に限って「分けただけ」の分析をしがちで「売り上げに一番影響するのは天気です」など、当たり前の答えが返ってくることを現状を危惧している。
我々は学問をしているのではなく、実学の世界で生きている。
膨大なデータをきれいに整理することに価値はなく、その数字の中からドライブポイントを読み取り少しでも早く行動に移すことが重要である。トップのインタビューや豊富な実例、識者の意見などから今求められる本物の顧客思考やデータスキルについて提示する。
〇目次
はじめに
第1部 【リクルート・出木場久征社長】100倍の結果を出す、成長戦略3つのポイント
第2部 【グロービス経営大学院大学・武井涼子准教授】超実践・身近な事例で理解する、世界標準のマーケティング
•最初に考えること
•体験すべてが「機会」
•「ジャーニー」を描く
•セグメンテーションは限界か?
•ブランドは「関係」ほか
第3部 【GrowthCamp・山代真啓共同代表】 保存版・P&G流×OB秘伝のデジタルマーケ合わせ技、大公開
第4部 【The Breakthrough Company GO・三浦崇宏代表】データを見る力、読み替える力、再定義する力
•カギはブランド、サブスク、データ
•データ時代こそ「風を読め」
•顧客を「想像する」ほか
※本書は経済メディア・News Picksに「一億総マーケティング時代(2021年6月)」として特集され、現在も有料提供されているコンテンツを電子書籍向けに再編集した作品です。肩書、業績、法律などはすべてリリース時のものです。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
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