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Posted by ブクログ
この手のタイトルにありがちな文豪聖地巡礼グルメガイドではなく、食に纏わるエピソードの紹介を通して筆者による各文豪の人間性への考察もあわせて楽しめる一冊。(タイトルにごちそう帖とはありますが、サブタイトルに「悪食・鯨飲・甘食・粗食」とあるところからも、グルメ名店ガイドでないことが分かるかと……)
人間なので生きるためには食べなきゃならん、ってわけで、そこから透けて見える切なさや滑稽さが愛おしく纏められてる。それにどの作家も真摯な描き方なところがとても好印象。(たまに文豪ゴシップ的に毒舌な貶しで読者を楽しませようとする書き方をされる人もいらっしゃいますが、アレは読んでて不愉快になるんですよね~。この本はそれがないので読んでて楽しい!)
巻末の参考文献を見ると、どの作家も引用元の参考文献が3冊~5冊と手厚いのも読み応えバッチリの印象の根拠かと。
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