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【社会調査に必要なテクニックのすべてが分かる】
社会調査データの特徴を捉え、統計学の分析方法の目的と考え方をきちんと理解し、応用へつなげることができる貴重な1冊。中学生レベルの数学でだいじょうぶです。また、ダウンロード可能な練習問題もご用意しました。理解度の確認にご活用ください。
■目次
●第1章 データと変数
1-1 社会学におけるデータ分析
1-2 データとは何か
1-3 ケース・変数・値
1-4 変数の性質を理解しよう
●第2章 変数の特徴を分析しよう(1)
2-1 質的変数の特徴を調べよう:度数分布表
2-2 量的変数の特徴を調べよう(1)たくさんある値を区切る(階級)
2-3 度数分布表をグラフにする
2-4 量的変数の特徴を調べよう(2)変数の「中心」はどこにある?
2-5 平均値・中央値・最頻値の違いを理解しよう
●第3章 変数の特徴を分析しよう(2)変数のちらばり
3-1 量的変数のちらばりを把握しよう(1)範囲
3-2 量的変数のちらばりを把握しよう(2)分位数
3-3 ちらばりをグラフで表現する「箱ひげ図」
3-4 量的変数のちらばりを把握しよう(3)分散
3-5 量的変数のちらばりを把握しよう(4)標準偏差
3-6 標準偏差の応用:標準化・標準得点・偏差値
●第4章 変数の関係を分析しよう(1)クロス集計表
4-1 度数分布表だけで大丈夫?
4-2 クロス集計表
4-3 比率で分布を比べる
4-4 クロス表のグラフ表現
4-5 関連を1つの数値でまとめるには:関連係数
●第5章 変数の関係を分析しよう(2)平均値の比較と相関関係
5-1 質的変数と量的変数の関係の分析
5-2 量的変数どうしの関係の分析(1)散布図を描いてみよう
5-3 量的変数どうしの関係の分析(2)相関係数
5-4 共分散と相関係数の意味を理解しよう
5-5 相関係数による分析の例
5-6 関係のしかたは1つじゃない
●第6章 変数の関係をより深く考えよう:原因と結果の考え方
6-1 因果関係の3 つの基準
6-2 見かけ上の相関と第三変数
6-3 原因と結果をつなぐもの
●第7章 変数の関係をさらに分析しよう(1)
7-1 2重クロス表の限界
7-2 3重クロス表
7-3 3重クロス表をグラフ化しよう
7-4 変数のコントロール
7-5 3重クロス集計における関連のパターン
●第8章 変数の関係をさらに分析しよう(2)
8-1 変数を組み合わせた平均値の比較
8-2 独立変数の影響のパターン
8-3 偏相関係数
8-4 生態学的相関
●第9章 そのデータは信頼できますか?母集団と標本の関係
9-1 母集団と標本
9-2 偏った標本の危険性
●第10章 部分から全体を知る(1)
10-1 推測統計学とは
10-2 母数と標本統計量
10-3 推測統計学と確率
10-4 「確率に基づく判断」の意味
10-5 推定の理論的背景
●第11章 部分から全体を知る(2)
11-1 統計的検定の必要性
11-2 帰無仮説と対立仮説
11-3 統計的検定の考え方
11-4 統計的検定の実際
11-5 統計的検定の基礎知識
●第12章 クロス表のカイ2乗検定
12-1 クロス集計表の統計的検定
12-2 クロス集計表における統計的独立
12-3 カイ2乗検定の方法
12-4 有意水準と関連の大きさ
12-5 カイ2乗値に基づく関連係数:クラメールのV係数
●第13章 平均値の差の統計的検定
13-1 2つの平均値の差の統計的検定:t検定
13-2 3つ以上の平均値の差の統計的検定:分散分析
●第14章 回帰分析の基礎
14-1 回帰分析とは
14-2 回帰分析の基本的な考え方
14-3 予測値と残差
14-4 回帰直線の引き方:最小2乗法
14-5 あてはまりの良さを調べる:決定係数
14-6 回帰分析の統計的検定
14-7 分析結果を表にまとめる
●第15章 重回帰分析
15-1 独立変数を増やす:重回帰分析
15-2 回帰係数の標準化
15-3 ダミー変数
15-4 重回帰分析の結果のまとめかた
■著者プロフィール
●神林博史:東北学院大学人間科学部 教授。研究分野は社会意識論、社会階層論。
●三輪哲:立教大学社会学部 教授。研究分野は社会階層・社会移動、計量社会学。
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