スマホ社会と紙の本

高橋文夫

グーテンベルクVS.デジタル化の争闘
電子書籍元年（2010年）から十数年、本の電子化は未だ〈低速前進〉にとどまる。一方、「紙の本」を取りまく環境はまさに、〈高速後退〉だ。著者が博引旁証をもって切り込む！〈出版の今〉……

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 雑学・エンタメ / サブカルチャー・雑学
• 出版社: 論創社
• ページ数: 232ページ
• 電子版発売日: 2024年05月10日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 3MB

[ブクログ · ★★★★☆]

情報が少ない中、物理的なフィジカル書籍とデータとしての書籍を考えさせられた。

電子書籍に対しては心理的に批判的な意見もあったが、読書バリアフリー法でその問題は一気に崩れたと思う。

エディターズシップについては、枚数の制限がなく、推敲不足のものがあるとは思うが、現状ではデジタルファーストでなく、紙と同じように作られている本がまだ多いと思われるので、デジタルだからという問題はあまりないのではないかと思われた。