全社員DX化計画

藤田舞

★日本M&Aセンター流、社員自らが動き出すDX化組織の作り方
★「Salesforce全国活用チャンピオン大会」で優勝した担当者、初の著書！
★「組織の業務改善」と「デジタル人材育成」を両立！
★5つのステップでどんな組織でもDX化が実現する！

◎「DX化」はすべての企業が取り組むべき課題なのに、実現していない企業は多く存在します。その中で、著者は未経験でDX推進を任され、試行錯誤の末「DXツールの定着化と活用」を実現するノウハウを確立しました。

◎その結果が社内外から評価され、「第10回Salesforce全国活用チャンピオン大会」の大企業部門で優勝。さらに、企業のDX支援とDX人材の育成を目的とした会社を設立。

◎本書では、著者が確立したDX化のノウハウを「理念浸透」「習慣化」「デジタルアダプション」「活用風土の醸成」「ツールの民主化」の５ステップにまとめています。

◎どうすればDX化が実現するのか？ 社員が自ら動き出し、デジタルツールを使って業務改善する方法をわかりやすく解説します。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: ビジネス・経済 / 経営・企業
• 出版社: クロスメディア・パブリッシング（インプレス）
• ページ数: 160ページ
• 電子版発売日: 2024年04月19日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 4MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

筆者は「日本M&Aセンター」グループでDX業務に関わり、そこから社内起業の形で日本DX人材センターを設立した。DXとは縁がなかった筆者がそこへ至った経緯とともに、DX化を成功させるためのプロセスをかなり簡潔に解説している。

端的にはシステムの話ではなく、「仕組みづくり」の話だ。社内に新たにシステム構築するのではなく、既にあるパッケージを自社の業務効率改善のためにいかにして使うかと、使う人達の意見を取り入れて構築することで「みんなが率先して業務改善に寄与するようになる」流れが作られている。

入門編の前の「心構え」としての一冊だ。使い勝手の悪いシステムを足し算で作ってしまう会社から、まずはここから読むべきだろう。