無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
次々と話題の新人を排出する大藪春彦新人賞、第7回受賞作!
●今野敏 選評(抜粋)
日常の描写の中から次第に事件が立ち上がっていく書きぶりが見事だ。余韻のあるラストシーンもいいと思う。
●馳星周 選評(抜粋)
楽な手法を選ばなかったその姿勢に、いくつもの次点を克服して前進していく資質があるのではないか。是非、大いなる成長をとげてほしい。
●徳間書店文芸編集部編集長 選評(抜粋)
謎が謎を呼ぶ展開のうまさに引き込まれました。細かなエピソードの積み重ねで男の印象を二転三転させていく構成力も巧みです。
●あらすじ
「そちらにオリハラユキヒロはいませんか?」
わたしの勤めるスーパーにかかってきた不可解な電話。
該当者はいないのだが、聞いた特徴と合致する男が一人いる。
ある日配属された、人当たりの良い副店長候補・吉崎だった。
オリハラが何者なのかはわからない。だが、吉崎のある行為を見てしまったことから、わたしは疑念を抱き始め……。
※受賞作のほか、選評および受賞の言葉を収録
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
日常からの違和感
日常よくありがちなスーパーマーケットの勤務から、徐々に深まる謎 ミステリー そして緊張感。終盤に向けてクレッシェンドしてゆく切迫感がとても良く表現されている。ただしこのような懸賞作品につきものの枚数制限のためなのか、やや語り不足のところがあるような気がする。
まさかの
ラストまで読めてしまった。途中で終わったら課金して読むしかない?と思っていたので。そして、物語もまあ、もう少し掘り下げて欲しいところ等はありますが、良かったです。最後、彼は救われたのでしょうか?
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。