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発達心理学者・ボウルビィが提唱したアタッチメント(愛着)は母子間の特別な絆と考えられがちであるが、実際には子どもにとって重要なすべての大人との間に形成されうる。本書ではアタッチメント理論をベースに、子どもが大人とのかかわりの中でどのように心を育て、生きる力を得ていくのかをやさしく解説。親や養育者はもちろん、保育士や教師、そして子どもを愛するすべての大人に捧げるアタッチメント理論の実践的入門書。
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Posted by ブクログ 2024年04月01日
タイトルに「大人と育つ」とあるように、子どもの発達を決めるのは親だけでなく、その他の大人も巻き込んで多くの人との間で育まれるものなのだということがわかる。アタッチメントや母子関係の話になると、どうしても母親の役割に重きが置かれがちな印象を受けるが、本書が世のお母さんの肩の荷を下ろしてくれたらと思う。...続きを読むバランスの良い内容で、コラムもほっこりしていて頭を休めるのにちょうどよい。 発達心理学に寄せた内容であり、臨床的な内容を期待している読者にとっては物足りない内容かもしれない。これからアタッチメント理論を学ぶための一冊としてオススメしたい。
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子どものこころは大人と育つ~アタッチメント理論とメンタライジング~
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篠原郁子
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