本屋のない人生なんて

本屋のない人生なんて

2,090円 (税込)

10pt

3.9

出版不況と言われて久しいものの、「本」という形態のメディアは決して不要となったわけではない。しかし、ネット書店で本を取り寄せる習慣は私たちの生活に定着し、本を「買う」場所は激変した。商店街のちいさな書店はもはや当たり前の風景ではなくなっている。しかし、それでも新しい「本屋」を開く店主たちがいる。いま、なぜ本屋なのか――。北海道から九州まで。全国の気骨ある書店を訪ね歩いたノンフィクション。

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本屋のない人生なんて のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    本屋への取材を通して見える、店主の思い、地域の本屋の有り難さ。
    私にとって本屋は、子どもの頃は宝箱の中に入ったような夢のような空間。たくさんの物語や知識の詰まった箱。大人になった今も、そのワクワク感は消えないけれど、唯一残念なのは、金銭的なことを現実的に考えてしまう点。ほしいな、高いな、を繰り返す。

    0
    2025年11月05日

    Posted by ブクログ

    何気なく手に取った本だったが、個人で書店を経営している方の生き方に尊敬の念を持った。
    そして同じ志を持った人々はどこかで繋がるのだなと感じた。
    今回は借りたものを拝読したが、手元に置いておきたいと感じる本だった。

    0
    2024年08月02日

    Posted by ブクログ

    読んでいる途中から本屋へ行きたくてウズウズしてきた。

    昨年、贔屓にしていた本屋さんが閉店。
    本書を読みながら、いろいろ思い出し寂しく感じた。

    作中に登場する
    佐藤友則さん、辻山良雄さん、島田潤一郎さんの著書も好んで読む。
    SNSで流れてくる「走る本屋」の高木さん。
    元気な姿に、勝手にホッとしたり

    0
    2024年09月07日

    Posted by ブクログ

    本屋ってやっぱりいいなと思うと同時に奮闘する皆さんに涙を禁じ得ない。
    地元の本屋で本を買おうと思わせてくれる本。

    0
    2024年08月09日

    Posted by ブクログ

    全国11の気骨のある本屋を取材し、ストーリー仕立てで届けるノンフィクション。
    本屋を取り巻く状況は、ますます厳しさを増している。我々はこのことをもっと真剣に考えるべきだ。

    0
    2024年07月30日

    Posted by ブクログ

    何冊か類似本を追っかけているけど
    取り上げられている本屋が
    不思議なくらい、ほぼかぶっていない。

    この本は独立系の新刊書店中心の構成。
    聞き手である著者の考えも
    少し書かれている部分があり
    そこの波長がわりと合ったので楽しかった。

    静岡の高久書店の試みがちょっと温かい。
    自分が購入した本を中高生

    0
    2025年06月13日

    Posted by ブクログ

    「本のある人生」と「本屋のある人生」は似ているけれど、ちがう。
    書店が衰退しているというのは業界外でも不安視されているけれど、この本を読むと「書店をいとなむこと」と「文化を担うこと」が密接に関係していることがわかる。
    本の流通の構造的な部分で、時代に合わせた柔軟な変化が求められるのはもちろんだが、文

    0
    2024年06月04日

    Posted by ブクログ

    全国の書店を取材したノンフィクション。地域で奮闘する書店の熱量に本屋に行こうという気持ちが高まる。各々の個性で地域に根付く書店良いよねぇ、近くにないけどあったら毎週見に行って吟味したいもん。にしても書店経営ってやっぱり大変よな……無くならないで。

    0
    2024年05月16日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    北海道から熊本まで、11の個人書店を取材したルポルタージュ。必要としている人に本を手渡す、使命感を感じた。本屋がなくて本にアクセスするのが難しい地域が意外とあることにびっくり。移動本屋の話は、江戸時代の貸本屋を思い出した(改めて調べてみると貸本屋システムすごい。本が借りられにきてくれるとか)。どんな

    0
    2024年06月21日

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