カフェが街をつくる。そして、社会をつくる。

入川ひでと

著者はいま、廃れた街を甦らせ、消えてしまったコミュニティを取り戻す機能を持つカフェづくりをしています。本書はスケールの大きくなったカフェづくりや街づくりの裏話も楽しめる内容になっています。ビジネス書にとどまるのではなく、多様でそれぞれのライフスタイルや生き方を見つけるためのヒントが詰まっています。カフェは街を、そして社会を再生するのです。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: ビジネス・経済 / 自己啓発
• 出版社: クロスメディア・パブリッシング（インプレス）
• ページ数: 184ページ
• 電子版発売日: 2024年02月09日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 6MB

[ブクログ · ★★★★★]

20240606

コミュニティハブとなりその街に暮らす人々をつなぐコミュニティ型カフェ。

スタバだらけになった今、街に必要なのは、オシャレさだけでなく、その街と一緒に街を活性化させられるカフェ。

チェーン店ではできない、スタッフとお客さんがフラットな関係性を築くためにには、街を観察し、暮らす人々の構成、嗜好、行動パターンを把握して、街を活性化させる場所としてカフェが存在する。

街にある少しの広場、空き地、あきテナント、古民家など、あらゆる場所がコミュニティ型カフェの候補地になる。

これからはそんな眼で街を観察していきたい。

[ブクログ · ★★★★☆]

都会においても、地域コミュニティを維持するためにカフェが機能するとのこと。地方でカフェを営む自分にとって、本書に言及されていることとの共通点と地方ならではの特徴をどう自分のカフェに反映させるか考えないといけない。