そんな未来はウソである（１）

桜場コハル

他人が嘘をつくと、それがウソだと判ってしまう女子高生、佐藤（さとう）アカネ。他人と目が合うと、その人の未来が少しだけ見えてしまう大橋（おおはし）ミツキが、同じクラスに！ミツキに鏡を見せたアカネは、ミツキが話したこともないクラスメイト、高山くんと結婚する運命にあることを知る。しかし、それを知ってしまったミツキは、意識すると未来が変わるという。アカネは罪悪感から、結婚するはずだった2人をくっつけようと奔走するが？

• カテゴリ: 少年・青年マンガ
• ジャンル: 少年マンガ
• 出版社: 講談社
• 掲載誌・レーベル: 別冊少年マガジン
• 電子版発売日: 2012年04月04日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 31MB

[ブクログ · ★★★★★]

ミツキが未来を見ることが出来たり、アカネが人の嘘を見抜けたりとファンタジー設定を持ちつついつもの桜場コハル先生らしい日常会話メインの内容。かといって未来視はちょくちょく発生するから設定が死んでいるわけではないけど

アカネの孤独で静かな世界を取り戻すためにミツキと高山をくっつけようと奮闘する話であるはずなのだが、肝心のミツキが高山よりもアカネと友達になりたいという感情が強くてズレが発生しているのが面白い。そこに食いしん坊の江口や練習で高山と付き合うことになったマドカが絡んでくるのだから尚更面白い

[ブクログ · ★★★★★]

桜場コハルの最新作は恋愛もの！といいう訳で購入。

まず設定がなかなか面白い。
人と目を合わせるとその人の未来が見えてしまう女の子。
そして他人がウソを言うとウソだとすぐわかってしまう女の子。
そんな女子高生2人とそれを取り囲むクラスのショートコメディが桜場コハルワールドで繰り広げられる。

独特の間やセリフ回しなど、今までの作品が好きなら手にとって間違いない。
基本的に恋愛要素を絡めてくるが、そのセンスは衰える事なく、むしろプラスαで更に読み応えがある。

これはいい作品に出会ったと皆にオススメしたい。

[ブクログ · ★★★★★]

『みなみけ』でおなじみの桜庭コハルの新作。独特のゆるさと、ギャグ(？)が満載な、疲れているときとかに気張らずに読める一作。職場で読んだけど、今度買うと思う。

[ブクログ · ★★★★☆]

みなみけの著者桜場コハル先生の作品。
奇妙で絶妙な人間関係は読んでいて面白いです。
みなみけとは違った微笑ましい人間関係を楽しみたい人にオススメです。

[ブクログ · ★★★★☆]

相手と目があってしまうと未来が見えてしまうミツキと相手の嘘がわかってしまうアカネ。そのミツキがうっかり見てしまった自分の未来での結婚相手高山くん。
その三人と周りにいる個性的な面々のラブコメ。
設定が面白いしキャラのやりとりが可愛らしくて読んでてほっこりしました。

[ブクログ · ★★★★☆]

他人の未来が見えてしまう女の子と、他人のウソがわかってしまう女の子の日常系ほのぼの漫画。序盤の「特殊な能力を持っているがゆえのコミュニケーション先回り、からのディスコミュニケーション」というモチーフがめちゃくちゃイイなと思ったのだけど、中盤以降は割と普通の恋愛ものにシフトしてきている。今後の展開への期待を含めてこの評価。

[ブクログ · ★★★☆☆]

人の未来が少しだけ見えてしまう少女と、
人のウソがわかってしまう少女が出会ってしまったとき、
物語は動き出す。とはいっても話は少しずつしか進まない。
みなみけに若干ストーリー性が加わった程度。ゆるい。

[ブクログ · ★★★☆☆]

桜場コハルは初挑戦です。

ちょっと変わった能力を持ったクラスメイトのツッコミ不在のボケっぱなし日常。
個人的に日常系は好きじゃないですけどこれは読める作品です。

[ブクログ · ★★★☆☆]

みなみけ の桜場コハルが送る高校生の日常もの。メインキャラが千秋にしか見えなかったり、他のキャラもみなみけのアイツに見えてきたり。だか、それがいい！ 短いセリフでの演劇のような会話のテンポの良さはそのままに、高校生活の日常に挑んだ良作となる予感。

[ブクログ · ★★★☆☆]

話が進む度にミツキの出番が少なくなってるような…
ストーリー的要素がみなみけよりも強いのでオチが無い回が多く感じるが、唐突に笑える展開もあるので安定しているとは言いがたい。