百怪語り 蛇神村の聲

牛抱せん夏

怪談師・牛抱せん夏が綴る恐ろしき怪異譚100＋語り版8話！

「なにかがギチギチになって蠢いている。襖からは巨大な蛇が…」
関わる異性が死ぬという男性の身に迫る怪異 「ニエ」より

古典から現代ものまで怖い話を語る怪談師として活躍している牛抱せん夏が、様々な怪異に遭遇した方に取材をして怪談をまとめ上げる。
・自宅に持ち帰った人形が恋しがるのは…「あんちゃん」
・身近にいる女性が亡くなっていく恐ろしい理由「ニエ」
・夜中に見かける後ろ姿の少女、顔を見ると…「耳」
・家族旅行先で遭った怪異の行方「先回り」
・ここどこ？どこに戻ればいいんだよ！と事故死した友人の声が…「残されたビデオ」
・村を取り巻くようにとぐろを巻き、ゆっくりと動いたものは…「蛇神村の聲」
――など100話+語り8話を収録。

「この世の裏側」を覗き見たい方、こちらへどうぞ。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内ホラー
• 出版社: 竹書房
• 掲載誌・レーベル: 竹書房怪談文庫
• ページ数: 224ページ
• 電子版発売日: 2024年01月29日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 8MB

[ブクログ · ★★★★★]

怪談師の牛抱せん夏さんが
インタビューした体験談を
友、家族、村、海外など
テーマごとに分けた怪談集。

いくつかの体験談は牛抱せん夏さんが
語られていたのを聞いたことがありますが、
文章は文章でまたちがった良さがあります。

タイトルかつトリを飾る『蛇神村の聲』は
実際に話されていたのを聞いたことがあり、
とても印象に残っていた話でした。

素敵なお話なのでぜひ読んでみて欲しいです。