ネタバレ
Posted by ブクログ
2011年10月21日
王宮が舞台のラブロマンス。
まぁ、背景描写はともかく設定萌え(性同一性障害ものか、現代版リボンの騎士かと勘違いして)で手に取りました。
16歳になるまでは男でも女でもない皇太子アヤト。
男に恋をしたら、ただの女に変化する。
女に恋をしたら、男に。ゆくゆくは王になる。
弟王子よりも華...続きを読む奢でカワイイ皇太子を巡って
従姉妹のリリ
護衛官ナギ
将軍の息子
学園の教師
王弟の側近である将軍
ついでに女装した時のアヤトが亡き女王にそっくりなので喜ぶ父王とか…。
の思惑が交錯する。
たぶん。
*1巻だから主要人物登場~で終わってしまったのです。
設定上、無性(16歳までは、どちらでも無い)で背中にある天使の羽根や寓話(聖書などに登場する)が ところどころに差し込まれる。
とりあえず主人公は皇太子にあるまじき
繊細さで引っ込み思案で対人恐怖。
女になってしまった方が幸せなのか、それとも「心にチ●コ生やせ」(王のセリフ)で男になってスッキリさっぱり生きる方が幸せなのか。
FTM か MTF だったら意識して自分を変える(改造)という
事になりますが、このアヤト皇太子は絶賛モラトリアム中。
今後、数巻出て結論が出たらまとめ読みしたいと思います。