いらない子の悪役令息はラスボスになる前に消えます２

日色 / 九尾かや

弟の誕生によって病弱だった前世のことと、自分がBLゲームの悪役令息であることを思い出した公爵令息のキルナ＝フェルライト。弟のため、悪役らしく断罪されるつもりでいたキルナだったけれど、天然な性格や婚約者の王子クライスがキルナにベタ惚れなせいで悪役としてはどうにもうまくいかないまま……。そんな中、キルナはクライスと共に学園生活を送り朝から晩まで彼の溺愛を受けることに。しかし、王子と親しい他の令息の存在やキルナを敵視する者の悪質な嫌がらせもあって、ゲーム内容とは異なるトラブルが発生し――。悪役もとい愛され令息のがんばり物語、第二弾！ ※電子版は単行本をもとに編集しています。

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: アルファポリス
• 掲載誌・レーベル: アンダルシュノベルズ
• ページ数: 304ページ
• 電子版発売日: 2024年09月11日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 3MB

[ゆあ · ★★★★★]

可愛い

はぁめちゃくちゃ可愛い！真ん中までほわんほわんした感じで進んで行くのでこのまま平和に終わるのかなと思いきやあんなことやこんなことが！早く次巻読みたいです。

＃癒やされる ＃泣ける ＃切ない

[io · ★★★★☆]

年齢の違和感は軽減しました

前巻よりは可愛らしさが幼い方向に振り切れた感じではなくなったキルナくんです。クライスとのいちゃラブシーンもマシマシでBLらしくなりました。
主人公のキルナくん、周囲からの溺愛に気づかないので自己評価が低く、前世の辛い記憶を引きずってウジウジしているところはイラッときたりもします。
ですが物語が進むに連れ、良くも悪くもピュアなキルナくんへの好感度が上がっていきました。『箱入り』ぶりを発揮するかと思えば、意外と世話好きな一面があったりもして。さすが主人公。あざと可愛いだけじゃないですね。
『悪役の師匠』リリーがキルナくんに絆されていく過程も良かったです。
続きが楽しみな作品のひとつになりました。