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戦国の世を終わらせ、約260年続く江戸幕府を開いた徳川家康。ただ、その偉業に対して適切な評価がされてきたとは言い難い。豊臣秀吉の没後、豊臣体制の重臣という規定の中で、家康はどのように天下を見通し、太平の世の礎を築いたのか。関ヶ原・山中の戦いから征夷大将軍任官と退官、大坂夏の陣に至っての豊臣氏滅亡まで、一次史料を丹念にたどり、通説や俗説を排して、「人間」としての家康が直面した後半生の課題と決断を描く。
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Posted by ブクログ 2023年11月28日
秀吉亡き後の家康をたどる。今までとは違った面がよく見えた。ただ、本書において1次資料の引用が多く、それらをわかりやすくかみ砕いた文章も無いので読むのには時間が必要。家康が秀吉の遺言を守りつつ、独自の政治体制を確立した家康。また、源頼朝を参考に征夷大将軍に就任したということも理解できた。どうしても関ヶ...続きを読む原以降は、狸親父で狡猾というイメージが先行してしまう。また秀頼びいきの日本人も多いのでは?と感じてしまう。そこを改めて、昨今の新しい研究成果による世間への家康に対する評価も変わればと思う。
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新説 徳川家康~後半生の戦略と決断~
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野村玄
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