砂時計 警視庁強行犯係捜査日誌
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砂時計 警視庁強行犯係捜査日誌

2,200円 (税込)
1,540円 (税込) 5月9日まで

7pt

3.8

マンションの一室で三十八歳の女性が死亡。大量の睡眠薬をアルコールとともに服用したことで昏睡状態となり死に至ったようだ。テーブルには「疲れました。ごめんなさい」と印字された遺書らしきプリントも。 自死と思われたが、所轄は警視庁捜査一課の大河内茂雄部長刑事に現場への臨場を依頼した。不自然なことが多かったのだ。部屋のパソコンからはここ数カ月のメールが消去されていたし、死の前日にスーパーの宅配サービスに注文を入れていることもわかった。 マンション住人からの聞き込みから、複数の男の出入りが確認され、事件当夜には男女の言い争う声も聞かれていた。 大河内刑事は、被害者が中学生のときに父親が殺人を犯していたことをつきとめる。また被害者は二年前にも大量の睡眠薬を服用し病院に搬送されたこともわかった。 捜査を進めるうちに、被害者のまわりでうごめく黒い影に存在に気づく…… 書下ろし警察ミステリー。

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砂時計 警視庁強行犯係捜査日誌 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年01月18日

    刑事たちの捜査を描いた中編が3編、[砂時計][日和見係長の休日][夢去りし街角]全部好き。それぞれ別々の個性や捜査手法をもつ刑事達が地道にコツコツと捜査し真実に辿り着く。派手さはないが中身が濃い秀作揃い、読み応えあり!

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月20日

     ほとんど国内小説を読まなくなってしまったのは、今の国内ミステリの作家が知らない人ばかりになってしまったからである。読者とともに作家も歳を取り、ぼくという読者より大抵年上であった作家たちの新しい作品が製造中止のような状態になってしまったからである。基本的には新しい作家の新しい作品に関する情報を自分が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月24日

    読み終わってから、もう一度確認をしたくなる物語で、何故そうなるのかと言うと腑に落ちない感があるから。一つの事件に複雑な伏線が用意されているが、なんとなく腑に落ちない。

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月06日

    表題作「砂時計」を含む3つの短編集。

    大河内部長刑事を中心に自殺を偽装したかのような女性の死亡事件の捜査から始まる。
    彼女の身辺を調査するたびに、犯人は誰なのか…と。
    激しさやスピード感などはなく、地道に捜査は進んでいく。
    人間の心の中に潜む暗い部分を炙り出して、犯人を追い詰める…というような感じ...続きを読む

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