冷徹エリートな航空自衛官は一途な執愛を貫く～身代わり妻なのに赤ちゃんを宿しました～

にしのムラサキ / 天路ゆうつづ

社長令嬢の世莉奈は駆け落ちした姉の代わりに、大手航空会社の御曹司で航空自衛官の将生と政略結婚することに。実は初恋相手だった将生との新婚生活を嬉しく思う反面、身代わり妻だという後ろめたさが拭えない。しかし結婚直後、夫になった将生から想定外の溺愛猛攻が始まって…!? 「どうしようもなく、君を抱きたい」――情欲孕む熱い視線に戸惑いながらも、甘く溶かされた世莉奈はやがて愛の証を授かって…。

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 女性向けライトノベル
• 出版社: スターツ出版
• 掲載誌・レーベル: ベリーズ文庫
• ページ数: 304ページ
• 電子版発売日: 2023年08月10日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 2MB

[uta · ★★★★☆]

作者さん買い

作者さん買いです。
この文庫のカラーだと思いますが、彼のスパダリが増し増しでした（笑）
そういうスパダリ〜セレブ〜の作品も好きなのですが、いつもの日々の業務に絡んだお話が好きなので☆−１になりました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

お話の骨子を考えると、ヒーローの出自や職業、その職業にまつわるエピソードがなんだか取ってつけた感じがする。あとがきにあるように「ベリーズ文庫はラグジュアリー盛り盛りヒーロースペック盛り盛りできる」らしいが。普通に御曹司という属性だけの方が物語に集中できた気がする。ヒロインについても、やたら持ち上げて書いてあるが、彼女が清廉で優しいと読み手が感じるエピソードが乏しかった。
内容については旅行部分が多過ぎた。リアルでもそうだが、人の旅行話はさほど面白いものではない。話し手が何かのテーマを持って是非とも伝えたい熱意があり、なおかつ自らの語彙と表現を最大限に駆使して話してくれる、そんな稀な場合を除いて。

P.25「夫に対してこんな言い方はないのかもしれないけれど〝隙がない〟って感じだ」
"取り付く島がない"でいいのでは？夫がどうのというエクスキューズは要らなくなる。