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辻村深月さんほか各界の著名人が絶賛!
選考委員が大絶賛して受賞に至った第29回小学館ノンフィクション大賞受賞作。
◎辻村深月氏
この著者でしか語り得ない当時の日々と、登場する少女たちが非常に魅力的。無視できない熱量を感じた
◎星野博美氏
一生懸命全力で怒り、楽して生きようとは露ほども思わず、落とし前は自分でつける彼女たちのまっとうさが愛おしくなった。これぞ、生きた歴史の証。多くの読者と共有したい作品だ
◎白石和彌氏
出てくる少女たちがみんないい。編集長として立ち上げた雑誌が次第に筆者の思惑とは別に少女たちの集まる場所になっていく過程も面白かった
ほかにも、
◎ラランド・ニシダ氏
一時代の一瞬の熱狂の生き証人。比嘉さんが書き残したことでレディースの女たちが、令和の今に生き生きと蘇ってきた
◎麻布競馬場氏
正しい場所ではなかったに違いない。でもそこで少女たちがグロテスクなほどに輝いていたという事実の重さから、僕は目を背けることができない
◎瀧川鯉斗氏
“暴走族のルール”がここまで繊細に描かれていることに脱帽した
と各界からも感動の声が続出している話題の1冊です!
Posted by ブクログ 2024年01月17日
<目次>
プロローグ
第1章 破門された4代目総長
第2章 『ティーンズロード』は偶然から生まれた
第3章 日本一のレディース「女連」と初代会長のぶこ
第4章 悪書問題とSTOP!ザ・シンナー
第5章 トラブル、ハプニング、忘れられないあの夜
第6章 レディースの歴史フケ顔から”可愛い”...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月20日
読書の醍醐味は自分の知らなかった世界を垣間見ることができること。この本はそのことを改めて思わせてくれた。青少年期にグレるという体験をしなかった自身でも「ティーンズロード」という雑誌があったことぐらいは記憶にあったが、その生態に触れるにつれ、居場所のない少年少女の居場所であったことがわかる。レディース...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月25日
不器用すぎるほど不器用だけど、ただただ懸命だったんだな・・・と。まあ、非力で小心者である私は、本書で登場するようなレディース/ヤンキー/暴走族・・・といった方々とできるだけ関わりを持ちたくないわけだが、彼女たちが抱えていたものは、必ずしも自分と無縁ではないと思わされたし、その懸命さが眩しくもあった。...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月07日
第29回小学館ノンフィクション大賞受賞作
ライターの鈴木智彦氏のひと声で書籍化が実現して受賞にまで至った(書籍化を断った出版社はいかに思うかw)という話を聞いて興味が湧いて読んでみました。
『ティーンズロード』は読んだことはないけれど、レディースの存在は知る世代。そんなに嫌悪していた記憶はなく一つの...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月03日
・「ティーンズロード」、実は読んだことがない。でも、本屋で結構目を引いていた記憶がある。表紙に凄いインパクトがあった。
・本文にも書いてあったが、ノンフィクションというより、回顧録に近い。確かにこの時代はあった。彼女達はいた。
・ただ、内容的にもっと激しい物を予想していたので、意外と牧歌的な印象だっ...続きを読む
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