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Posted by ブクログ 2015年11月12日
そもそも「演歌の定義は?」と言われると、私も前からはっきりしないなと思っていた。
例1:河島英五の「酒と泪と男と女」は演歌なのか?
演歌の歌詞の要素として誰からも異論は出ないだろう「酒」「泪」「男と女」が凝縮され、タイトルから見たらこれこそ「ザ・演歌」なのに、この歌を「演歌」に分類するのにおさまりの...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年02月08日
非常に丁寧に書かれた本という印象。こういう主題の本の場合、著者の問題設定にそって資料を引いてきているようなものが多い中で誠実な印象を受けます。
一点惜しまれるのは、参考文献から「学術論文」を排除している(と但し書きあり)のために、おそらく間違いなく参考にしていると思われる(文中にも出てきます)アドル...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月19日
「演歌」は昭和40年代になって成立した歌謡曲の一分野であった。演歌の歌い方には芸者歌や、いわゆる声楽系の歌唱法、ジャズなどさまざまな要素が取り入れられていて、民謡や浪曲などの要素はむしろ後付けであった。いわゆる「日本の心」を歌うものとしての演歌の意味づけは、昭和40年代に小説家・五木寛之とディレクタ...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年10月17日
自分の子どもの頃、1960年代前半、流行歌はあったが演歌はなかった。
少し時代は下って、「津軽海峡冬景色」を歌った頃の石川さゆりはドレス姿だった。
演歌歌手の着物姿が定着したのと演歌というジャンルが確立したのは同じ頃ではないか?
その誕生の時点ですでに演歌は形骸化し力を失っていたのではないか?
...続きを読む
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