まんぷくモンゴル！ 公邸料理人、大草原で肉を食う

鈴木裕子

モンゴルでの生活は驚きの連続。マイナス30度の極寒で車がなくては買い物にも行けない。モンゴルの若者は酔ったら家には帰らない！？ 食事は肉と乳ばかり。友人曰く、草を食べた家畜の肉を食べているのに、なんでわざわざ野菜を食べるのか、と。そこには大草原をかける遊牧民ならではの理由が…。

公邸料理人が見た、モンゴルの知られざる食と暮らし。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: エッセイ・紀行 / 紀行
• 出版社: 産業編集センター
• ページ数: 240ページ
• 電子版発売日: 2023年05月18日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 16MB

[ブクログ · ★★★★☆]

タイトル通りモンゴルで
肉も食べるが、それよりモンゴルを身体中で感じ、何もかも自分の中に取り込んでいったようなエピソード満載のエッセイ。食べることは生きることだ！生き生きとした文章でとても楽しく勉強にもなる。

[ブクログ · ★★★☆☆]

力士の出身地くらいなことしか知らない、モンゴルの食、生活、自然、価値観が知れたのは面白かった。湿度の高い日本では考えられないことも多い。モンゴル出身力士が集うのもよくわかった気がする。日本も気候や風土を生かした食や生活があったはずだが、多くが失われているのだろう。

[ブクログ · ★★★☆☆]

モンゴル好きな人にどうぞ。

公邸料理人である著者なので、どうしても料理についての内容がメインになるが、モンゴルという、素朴な生命力を堪能する内容になっている。

もちろん、著者の目に映る一面であるので、目を三角にしてもしょうがない。