DCD 発達性協調運動障害 不器用すぎる子どもを支えるヒント
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DCD 発達性協調運動障害 不器用すぎる子どもを支えるヒント

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【知られざる発達障害】

転びやすい、着替えができない、なわとびがとべない、自転車にのれないなどは、子どもと過ごす生活のなかで、日常的によくある光景です。
しかし、そうした動作のなかにとりわけ「極端なぎこちなさ」を伴う子どもたちがいます。
本人が努力しても、親がどんなに教えてもうまくできない子どもたち。
そのような子どもたちは「DCD:発達性協調運動障害」のある子どもなのかもしれません。

DCDは、極端に不器用で、日常生活にさまざまな困難さを抱える発達障害の1つです。
協調運動の不具合で起こるため、診断がつかずに困難さを抱えたまま学童期を迎えることが多く、周囲からは理解されず、生きづらさを抱えているケースも少なくありません。

本書では、DCDという疾患がどんな症状を呈し、どんな生きづらさを伴っているのかを解説するとともに、
実例を多くあげて本人・家族が抱える困難さの現状、支援方法やアドバイスを紹介していきます。

【本書の内容構成】
プロローグ「DCD」という発達障害を知っていますか?
第1章 「不器用」では片づけられない「極端なぎこちなさ」
第2章 まだ知られていない「DCD」という発達障害
第3章 幼児期の「極端なぎこちなさ」に気づいてほしい
第4章 学校でいちばんつらいのは体育の時間
第5章 学校生活のあらゆる場面で困りごとを抱えている
第6章 大人になっても就労や家事でつまずきやすい
第7章 自分なりのライフスタイルをみつける
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