つばめアルペン 1

南文夏

転校続きで友達ができたことのない藤井つばめ。高校では友達を作ろうと意気込むも上手くいかず…。早くも失意に沈む中、部員が一人だけの山岳部と出会い、成り行きで体験登山に参加することになり――。北の大地が舞台の山岳ガールズライフ

• カテゴリ: 少年・青年マンガ
• ジャンル: 青年マンガ
• 出版社: 集英社
• 掲載誌・レーベル: となりのヤングジャンプ
• ページ数: 219ページ
• 電子版発売日: 2023年06月19日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 108MB

[ブクログ · ★★★★☆]

高校山岳部の話。
インターハイをテーマとして扱うのは珍しい気もする。

北海道で登山をテーマにとか厳しそうとまず思う。
冬は厳しいし、ヒグマもでるし、エキノコックスもあるし。

藻岩山なら私も聞いたことある。
札幌近郊の登りやすい山だと。

いきなり20キロの歩荷訓練は立ち上がるのも大変だろうに。

山道具の値段高いあるあるである。
私も最初は7000円位の安いホーキンスの靴から始めたものである。
防水性ほぼないし、１〜２年ですぐ壊れたけれども。

金策には親を頼るかバイトするか。
剣道とか弓道とかでも大層お金かかるのは同じだしね。

[山口透析鉄 · ★★★★☆]

王道のスポーツマンガ

友人作りが苦手な主人公、サッポロの女子校に入学し、自己紹介で一発ギャグをしつつも滑ってしまいます。
ただ、校内で妙なテントを見つけ、その主に強引に勧誘されます。
その他にもぼっちっぽい夜さんや、入学式で代表挨拶(入試の成績が主席だったようです)をしていた秀才娘も仲間となり、部長と顧問のお2人と共に、試しに札幌近郊の山に登ります。
藻岩山でもやはり初心者にはきつかったりです。山頂の眺め、カラーになっていて良いのですが、部長が持参した道具や食材でジンギスカンを食していました。
基礎トレーニングから始めて荷物を背負って階段を20往復したり、登山用品を販売しているお店に行って登山靴を見繕ったり、色んなイベントが続きます。
新入部員3人のうち、夜さん、身体能力はかなり高いようで、今度こそは、と思わせぶりなセリフも。出席娘は汗っかきで、ちょっと運動音痴のようです。
役割分担等の重要性等、この辺も作者の取材や実体験から出ているのでしょう。
ヤマノススメみたいな先行事例もありますが、これはこれで頑張って欲しい作品です。

＃アツい ＃エモい