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ユダヤ人として戦争の世紀に生まれ落ち、現実に向かって“なぜ?”と問いつづける少女ハンナ。『全体主義の起原』『活動的生』を著した不世出の政治哲学者の生涯を繊細に、大胆に、描ききる名作グラフィックノベル。〈これから語られるのは、ハンナ・アーレントという人物の生涯についての物語である。別の時代の、失われた世界の、失われた国に生まれ落ちた亡命哲学者。その名前を聞いたことがある人もいるかもしれない。最後に残る(そして最初からある)疑問。なぜこの人物は、おそらく20世紀の最も偉大な哲学者は、哲学を捨てたのだろうか?それにもかかわらず、なぜ彼女の思考は、人類が前に進むための生きた道筋を示してくれるのだろうか?〉
Posted by ブクログ 2023年07月09日
ハンナ・アーレントさんの書いた本にトライして撃沈したのが数年前。
先日、職場近くの書店で見つけたのが本書でした。
漫画なら読みやすいかと思いましたが、少し読んでは読み直し、少し読んでは読み直しと、時間はかかりましたが、やっと読み終えました。
優秀な人って集まるんだなあ、と驚くことしきり。
三つの逃亡...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月02日
漫画というか、グラフィックノヴェルというかでたどるアーレントの物語。
入門書とかでよく「人と思想」みたいなものがあるけど、これはほぼ「人」にフォーカスしたもの。
代表作といえる「全体主義の起源」「人間の条件」の説明もほぼない。それを書くにあたってのアーレントの人としての思考のありようについての物...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月17日
アーレントの伝記風マンガ。伝記「風」なのは、ところどころ著者による架空のエピソードが挿入されているから。おかげでどれが史実でどれがフィクションなのか判然としない。とくにアーレントが亡命中のパリで救おうとした印象的なルーマニア人孤児のナターリエ・ファルカスはおそらく著者の創作、と知ったときはちょっと拍...続きを読む
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