うけいれるには

うけいれるには

第1回「日本の学生が選ぶゴンクール賞」受賞作!フランスの地方に暮らす幸せな一家。ある日、第三子が重い障がいを抱えていることが分かった。長男はかいがいしく第三子の世話に明け暮れるが、長女は彼の存在に徹底的に反発する。障がいのある子どもが誕生した家庭の心の変化を、静謐な筆致で描く感動長篇。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    早川書房
  • ページ数
    192ページ
  • 電子版発売日
    2023年03月07日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    障害を持ったこどもと向き合う長男、長女、末っ子のものがたり。親の気持ちはほとんど描かれておらず、
    子供からの目線のみ。

    「普通」と「障害」の境界線が分断したり融合しながら、それぞれの想いが綴られている。

    “世間”から自らを閉じたり、逆に飛び出していったり、自分の役割を考えたり、三者三様で、人格形

    0
    2025年09月26日

    Posted by ブクログ

    石がストリーテラーとなり、
    家族の物語を繊細な文章で綴られてる。

    万が一、障害のある子どもを産んでも、
    親は一生懸命育てるだろう。
    でも、兄弟姉妹にとっては、
    また違った思いが生まれる。
    障害の重さや種類によっても違うだろう。
    それは、たぶん、意思疎通ができるかどうか。
    目を合わすことも、感情を表

    0
    2023年07月11日

    Posted by ブクログ

    フランス 高校生が選ぶゴングール賞、日本ゴングール賞
    障がいのある子ども、家族 兄、妹、末っ子
    家族の再生、自然への共感、はるか昔からある石
    読んでいる間、静謐な空気に包まれていました

    0
    2023年07月11日

    Posted by ブクログ

    父と母、兄と妹の4人家族に、弟が産まれた。彼には障がいがあった。目が見えず、四肢は動かなかった。小児科医は、こうした子の寿命は3年だと言った……。その後の家族に起こったことを“石”が語る風変わりな物語だ。
    第1章では活発でリーダー的な存在だった長男が、ある日を境に献身的に弟の面倒をみるようになる。第

    0
    2023年04月28日

    Posted by ブクログ

    舞台はフランス。両親と長男、長女の4人家族に3人目の子どもが生まれた。赤ん坊の頃は、愛らしく気づかなかったが、重度の障がいがある子どもだった。
    一章はかいがいしく次男の世話をする長男、二章はそんな長男に反発し不満を爆発させていく長女、そして三章は次男の死後生まれた三男を中心に、それぞれの障がいのある

    0
    2024年04月08日

    Posted by ブクログ

    障害児の生まれた家族の、その兄弟たちの内面や行動が石の視点から描かれている。三者三様の反応だが、辛い時を経て、確固たる家族へと繋がっていく。

    0
    2024年03月31日

    Posted by ブクログ

    障害を持った弟を甲斐甲斐しく世話する兄
    それを、見て育った妹

    兄の目線で語られる障害を持った弟への思い。
    こんな健気に弟と寄り添ったのにも関わらず
    兄は弟にいろんなものを捧げてしまった。
    もぬけの殻となった兄。
    彼は今後どうなるのかなと思った。

    妹の目線で語られる弟への思い。
    それは兄を取られて

    0
    2024年10月02日

    Posted by ブクログ

     『三番目に生まれた子どもは、障がいを抱えていたーー。 フランス文学を学ぶ日本の学生がNo.1に選んだ感動作』の帯の言葉に、興味を持ち購読。

     障害を持つ弟の全てを受け入れる長男、嫌悪感と共に拒否する長女、苦しく葛藤する両親。
     著者自身の実体験をもとになっているとのこと。
    だから、リアリティに溢

    0
    2023年10月21日

うけいれるには の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    早川書房
  • ページ数
    192ページ
  • 電子版発売日
    2023年03月07日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

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