50代からの、池波正太郎の食と街

50代からの、池波正太郎の食と街

1,430円 (税込)

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“時代小説作家”であり、“食のエッセイスト”としての顔も持つ池波正太郎は、2023年、生誕100年を迎える。本著では、彼の時代小説家としての頂点をなす“江戸三大シリーズ”(『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』)を、食、そして東京の街への彼の思いや関わり方から、その作家としての最盛期を、いわゆる“アラフィフ”以降の一つの生き様の具体例と考えて、その秘密を読み解こうとするエッセイである。
(1)“仕掛人・藤枝梅安”は池波正太郎が創った“ラスボス”か?
(2)“食の随筆家”としての池波正太郎の誕生
(3)「江戸三大シリーズ」を“食”から読み解く
(4)池波正太郎の“東京の街、再発見” ① 銀座編
(5)池波正太郎の“東京の街、再発見” ② 浅草編
(6)池波正太郎の“東京の街、再発見” ③ 神田連雀町編
(7)還暦を迎えての作家・池波正太郎の生き方
また、銀座・神田・浅草・日本橋の「池波正太郎が愛した食の名店」MAPも掲載。池波ファン必読の1冊!

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50代からの、池波正太郎の食と街 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年05月09日

    今年生誕100年の池波正太郎氏の49歳からの「作品と人生」を読み解き、「江戸三大シリーズ」、「銀座」、「神田」、「浅草」の街を如何に描いたかを。『時代小説家』であり『食のエッセイスト』の神髄に近づく。

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    Posted by ブクログ 2023年02月07日

    エッセイで描かれている店舗がいくつもなくなったことを知り、がっかり。

    “時代小説作家”であり、“食のエッセイスト”としての顔も持つ池波正太郎は、2023年、生誕100年を迎える。だが彼が、その二つの顔を持って活躍し始めたとき、彼はすでに50代に差し掛かろうとしていた。彼はその年齢から作家としての長...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年06月08日

    数多い作品の中にあるシーンから、作者の食と街に関する思いを紹介している
    新富鮨の良さとはいかなるものか。それはまず、午後に営業を中断する休憩時間がないこと。また、主人も職人も、また客ももの静かであること。さらにはじめての客に対して、扱いの良さ、親切さが挙げられている。

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