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10万部突破のベストセラー第2弾
最強の徳川家康にビジネススキルで挑む
経営不振に陥った名門歴史ゲーム企業の命運を握る極秘プロジェクト、それは触覚や嗅覚までもが再現されたメタバース空間で行う関ヶ原の戦いだった。歴史もゲームも詳しくない主人公みやびは、その開発中の超絶リアルなゲームのテストプレイを任命され、史実ではあっさり敗れた西軍を勝たせるというミッションを担うことに。AIが搭載された武将をZOPA・DESC・OODAなどの最新ビジネススキルで動かし、弾丸や矢が飛び交う戦場で兵を指揮しながらシナリオを進めてゲームのクオリティ向上に貢献する。
しかし現実世界ではゲームの開発が遅れ、リストラや社内での権力争い、合併話など次々と困難に見舞われてしまい、メタバース空間の関ヶ原では圧倒的に不利な状況に……。
果たして、みやびは西軍を勝利させ、業績不振の会社を救えるのか。そして日本はメタバースで世界を牽引する存在となり“失われた30年”を取り戻せるのか。
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Posted by ブクログ
・感想
『もしも彼女が関ヶ原を戦ったら』は、戦国時代の「関ヶ原の戦い」という歴史的題材をビジネス戦略に置き換えた異色のビジネス小説です。物語は、主人公の女性ビジネスパーソンが、関ヶ原の戦いのシチュエーションを現代の企業経営や組織戦略に見立てて「戦う」中で、マーケティング、交渉術、組織マネジメント、情報戦など、実務に応用できるビジネススキルを身につけていく形式で展開されます。
「戦は情報戦である」「敵と味方の利害を見極めよ」「勝ちを急ぐな、布石を打て」など、戦国武将の考え方がそのまま現代ビジネスの世界に重なる構造は非常に面白く、物語を読み進めるうちに、自然とビジネスセンスが鍛えられていく仕掛けが秀逸です。
特に印象的だったのは、「どちらが正しいかではなく、誰を味方にできるかが勝敗を分ける」という示唆。これは社内調整やプロジェクト推進、人間関係に悩むビジネスパーソンにとって非常にリアルで、普遍的な教訓といえます。
歴史好きとビジネス書好き、どちらの読者にも刺さる、知的で実践的な一冊でした。
・Todo
1.職場の「味方マップ」を作る
•自分の業務推進において協力を得られる人、キーパーソン、慎重派などを洗い出し、信頼関係の構築を意識する。
2.プロジェクト進行前に「布石」となる行動を1つ入れる
•事前根回し・上司への共有・非公式なミーティングなど、勝負前の伏線を張る習慣をつける。
3.「情報収集の精度」を上げるために、社内外のニュースやSlack・Teamsを定期的にチェック
•不確実な戦況(ビジネス環境)を制するには、鮮度の高い情報が武器になる。
4.ライバル視していた相手に一度「味方になってもらえる条件」を探る
•敵を減らすことが勝利への最短ルート。協調できる接点を冷静に考える。
5.「勝つ戦」ではなく「負けない戦」の戦略も持つ
•勝率100%の戦は存在しない。撤退、延期、仕切り直しも視野に入れることで、長期的な信頼を築く。
6.自分の言動が「関ヶ原のどの武将タイプか」を自己分析する
•石田三成型(理想を貫くタイプ)か、徳川家康型(現実を見て布石を打つタイプ)かを認識し、自分の強みを活かす。
Posted by ブクログ
かなさんからのおすすめです。
楽しみに読み始めて、一気に読んでしまいました。すごく面白かったです!!
ありがとうございます(≧▽≦)
メタバース空間での関ヶ原の戦いは、いつか現実になるのではないかと、ワクワクしました。ぜひ、体験してみたい!が、合戦は怖そうだなぁ。
メタバースでの武将達とのやりとりの中で、自分とも向き合い成長していく星とみやび。そして、現実世界での人間関係をも変えていく姿にグッときました。
また、親が子を心配するあまり、子の選択肢を狭めてしまうことに考えさせられました。
戦国武将は全然詳しくないのですが、年末にたまたまテレビで流していた「どうする家康」総集編のお陰で少し理解しやすかったです。何が役に立つか、わからないものですね。
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