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末梢神経が徐々に麻痺していってしまうという難病「CIDP(慢性炎症性脱髄性多発神経炎)」。幼い頃からこの難病と闘ってきた著者が「死」に救いを見出し、スイスで安楽死を試みるまでの物語を綴ったノンフィクション。
医療トラブル、学校でのイジメ、そして両親との衝突……。様々な苦難を乗り越え、死の直前までたどり着いた彼女がそこで感じたこととは――。
上出遼平氏(ハイパーハードボイルドグルメリポート)大推薦!
「不自由な手で紙面に叩きつけられた血だらけの言葉たち。『それでも生きてほしい』そう思う自分の罪を知った」
Posted by ブクログ 2023年06月01日
自分がもしも同じ立場ならどうする?と考えながら読んだ。
6歳からずっと難病に苦しみ、最後にスイスで自死を選んだけど
今じゃないなという何とも言えない感情。
もし自分の事だったら?自分の家族だったら?自分の身の回りの人だったら?
何と声をかけ、一体何が出来るのだろうか。
結局何も出来ず、そばにいるしか...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月01日
“私は自立だけでなく、自律していたかった。”
自分の経験や想像力では推し量れない現実。
難病による幼い頃からの経験と、そこから想像しうる未来から安楽死(介助自殺)という選択肢を手に取った女性の物語。
生きていることの絶対的正義観と、自ら命を立つことへの絶対的罪深さは誰しもが持っているし、大抵の場...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月04日
6歳から難病に苦しみ、辛い治療地獄に耐えてきた著者。様々な辛い経験から安楽死を決意せ。なのに日本では安楽死は認められない。自分の最期を自分で決められない。死が救いになることもある。もがき苦しみ、死ぬ権利を得ても土壇場で死ねなかった著者。安楽死の問題はとても難しい。『命は救っても、人は救わない医療者は...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月07日
この手の本を読んでいて思う事。
なぜ医者は患者ファーストで治療してくれないのか?
お医者様はそんなに偉いのか?
読んでいて本当に腹立たしかった。
著者は結局安楽死せずに帰国してきたのですが、それが正しい選択だったのかは誰にもわからないですよね。
私は安楽死制度は必要だと考える側の人間ですが、この...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月18日
2022/12/02リクエスト 1
宮下 洋一氏の
安楽死を遂げるまで、安楽死を遂げた日本人
を読んでから、スイスの自殺幇助団体、ライフサークルのエリカ医師を知った。それから、このジャンルの本を読んでいる。
末梢神経が徐々に麻痺していってしまうという難病「CIDP(慢性炎症性脱髄性多発神経炎)」...続きを読む
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