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米大統領選→コロナワクチン→ウクライナ侵攻、次々に連鎖する陰謀論。誤情報をネットで流布する匿名の発信者を追い、デマに翻弄される人々の声を聞く――。高度化する“嘘”の裏側に迫るドキュメント。『読売新聞』長期連載「虚実のはざま」、待望の書籍化。
同じ事柄について話しているのに、「何が事実なのか」という根本的な認識すらも全く異なる人が増えている。虚と実の境界がどんどん曖昧になり、社会で共有されるべき大切な土台が少しずつ浸食されているのではないか。そんな違和感が膨らんでいた。コロナ禍がもたらす負の作用が、それを顕在化させつつあるようにも感じていた。
コロナというパンデミックは、一部の層の人間が利益を得るために計画され、人為的に引き起こされた――。通底していたのは、そんな被害妄想に近いものだった。そして、その陰謀論を信じて疑わない人々の叫びがネット空間に大量に吐き出されていた。
いったいなぜ、多くの人が引き寄せられるのか。私たちは当事者に直接話を聞こうと取材を始めたのだった。 (本文より)
Posted by ブクログ 2023年02月26日
豊富な事例が書かれている。最後の方で、メディア・リテラシーの研究や実践が紹介されているので、これをもとに卒論のテーマを考えることも可能であろう。ただ、一般読者対象の新聞社の取材なので、参考文献はあるものの、その実践の日本での著書は紹介されているものの論文そのものは紹介されていないので、卒論の場合には...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月16日
考える手がかりにはなったが、それが学校でのリテラシー教育やプラットフォーマーに透明化求めること、ニセ情報の金脈・広告断つことでは…あまりに綺麗事で実現は難しい。それにしても、陰謀論に取り憑かれ過激な言動に走る人、こんなにいるんだ…距離や立場こえてさまざまな人と交流できるネット。どうすれば「クリックさ...続きを読む
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