「通貨」を知れば世界が読める “1ドル50円時代”は何をもたらすのか?

「通貨」を知れば世界が読める “1ドル50円時代”は何をもたらすのか?

ビジネス・実用
880円 (税込)

4pt

なぜ我々は「円高・円安」に一喜一憂しなくてはならないのか、そもそも「通貨」とは何なのか……。そんな壮大なテーマを、人気エコノミストがわかりやすくも刺激的に説いていくのが本書。◎そもそもの通貨の意味とは? ◎基軸通貨を巡る各国の争いの歴史 ◎ドルの覇権はすでに終わっている!? ◎ユーロは次世代の基軸通貨になりえるか? ◎「1ドル50円」時代はいつ来るのか? ◎通貨の未来、そして円の未来とは? など、面白くて読む手が止まらないトピックスが満載。知的好奇心を満たすのはもちろん、明日のビジネスにも必ず役立つ内容。本書を読めば、円高・円安に一喜一憂する必要がなくなる!

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「通貨」を知れば世界が読める “1ドル50円時代”は何をもたらすのか? のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    これ、面白かったです。
    基軸通貨をラインの黄金の指輪に見立て、その変遷を説明しているのですが、読み物として、面白い。

    何も知らない私には、大変勉強になりました。

    そして、金について考えさせられますね。通貨とはなにか。まぁ答えが書いてあるわけですが。

    0
    2012年11月07日

    Posted by ブクログ

    ニーベルングの指環の話になぞらえて、これまでの基軸通貨の移り変わりとその中での日本の「円」の立場や果たしてきた役割をまとめてくれてて、非常にわかりやすく、著者の明晰な感じがとっても伝わってきました。
    そして、歴史が繰り返すわけについても、深い洞察で「確かにな」と思いながら読み進めることができました。
    そして、これから起こるであろう基軸通貨の変化に対しての提案もとても根拠のあるもので、地域通貨と基軸通貨それぞれの求められる役割と難しさをうまく解消できるモデルで、
    「これがあるべき姿なんじゃないか?」って今回のユーロ危機を見ていて感じるところが多々ありました。
    ちょっと、財布に複数種の通貨があるのははじめはこんがらがりそうだけど、慣れれば今も旅行に行ったときとかそうしてるし問題なさそう。
    TPPの話についても、集団鎖国って表現は正しい気もする。そこに入らなった国との通商ってどうなるんだろう。
    もう少し注意して経過を見てった方がいいかもしれないですね。

    0
    2012年08月15日

    Posted by ブクログ

    外国為替と通貨についての総論として読みやすく完成度が高い。いままで漠然としていた円高の問題のほか、以下のようなタームが理解しやすい。

    シティ(イングランド銀行)、金本位制度、ブレトンウッズ体制、基軸通貨、ニクソン・ショック、グラス・スティーガル法、ボルカーショック、レーガノミックス、プラザ合意、ブラックマンデー、マーストリヒト条約、リーマンショック、ギリシャ経済危機、アジア通貨危機、円キャリートレード。

    0
    2012年08月13日

    Posted by ブクログ

    基準通貨の歴史を繙く。アメリカの経済はITと金融が支えていたが、それが崩れ去った今、オバマ政権は輸出立国をめざすことで「ドル安」を容認。1ドル50円なると予測。
    基準通貨なき時代、世界最大の債権国である日本だけが果たすことのできる隠れ基準通貨役割は重大だと!

    0
    2018年10月12日

    Posted by ブクログ

    自分用キーワード
    チューリッヒの小鬼 三国通貨協定 ブレトン・ウッズ体制 バンコール スターリング諸国 ニクソンショック グラス・スティーガル法 ボルカーショック プラザ合意 アルフォンス・ドーデ『最後の授業』 マーストリヒト条約 カウンター・パーティリスク サブプライムローン証券化が問題だった 比喩:ツケの福袋 管理通貨制度 アイルランド(勝手に国内の預金の全額保護宣言) 前川レポート 護送船団方式 「上海にはカラスがいない」 ジャスミン革命時の中国のネット規制 TPPは現代の鎖国(特定地域の囲い込み政策) PIIGS 地域通貨(イタリアの飴から始まった例) 

    0
    2014年11月12日

    Posted by ブクログ

    基軸通貨をめぐる歴史をたどり、ドル・ユーロ・人民元そして円の力を解説。そして来たるべき通貨として、新しい「共通通貨」と、「国内向け通貨」そして「地域通貨」の3D通貨秩序を提案する。また当然だが、氏のアベノミクス批判がしっかりとした通貨歴史認識に基づくものであることが理解できる。

    0
    2013年06月22日

    Posted by ブクログ

    1ドル50円という裏付けはないのが弱いが、全体として通貨について知ることができて知識が増えた。貨幣と通貨の違い、通貨は足がある。その足が長いものが基軸通貨になりえる。ポンドからドルへ、そしてドルの凋落、円の底チカラ、これから。世界に開いたポンド、イングランド銀行が戦争を機に、自国に向かざるを得ず、凋落していったことは面白かった。

    0
    2013年01月13日

    Posted by ブクログ

    通貨自体は数あれど、世界中で決済や貨幣価値を図るモノサシとして使われる基軸通貨の性質と在り方を問う本。

    基軸通貨の歴史を概観し、それを踏まえて今後の日本円の在り方を考察している。

    経済学や世界史にあまり詳しくない私でも特に引っかかることなくスラスラと読めた。

    わかりやすい記述で1ドル50円時代の到来を予想し、読者の「まさか!」という考えを一つ一つ説得していく。

    新書という容量の制限と一般向けに専門的な内容は避けている点があるため、説得力にかける部分が散見される。

    これを補っても現在の日本を取り巻く世界情勢や、震災を経験しても揺らぐ事のなかった円高に興味がある人には一読の価値アリである。

    ぜひこれを読んで感じた「?」を埋めるようなわかりやすい入門書を著者にお願いすると共に、我々読者は他書で知識を身につけて「?」を解決する努力が必要だろう。

    それだけの興味を掻き立ててくれる本である。

    0
    2012年12月26日

    Posted by ブクログ

     ビジュアル系エコノミスト浜矩子先生の著書なので心して読みました。
     ポンドからドルへの基軸通貨の移行、イケイケで世界を振り回したアメリカ経済、高度成長とバブル崩壊以降の円の振る舞いと役割、華麗なるユーロの台頭と挫折、ドルの轍を踏むまいとする元のジレンマ・・・経済主要各国の通貨とその移り変わりは、まるで戦国絵巻さながら。大河ドラマを楽しむノリでマクロ経済のお勉強が出来てしまう嬉し~い一冊になっております。
     それにしても浜矩子先生、女優もやってくんないかな・・・。

    0
    2012年09月02日

    Posted by ブクログ

    筆者は経済問題のトーク番組に割合と顔をお見かけするかたです。辛口のコメントと印象深い顔立ちやファッションのせいもあり、まとまった論旨を知りたいと思っていたら、タイミングよくこの本を見つけたので早速読んでみました。副題にもあるように、1ドル50円時代もまさかのことではなく現実に起こりますよ!と根拠をひとつひとつ積み重ねて述べていく内容になっています。この推論が正しいかどうか、シャーロック・ホームズの名言を引き合いに出しているのが興味深いところです。
    私たちの年代では1ドル=360円が馴染み深い為替レートですが、このように基準通貨ドルの価値が固定されていた時代からすると、今は80円を切っていますから確かに隔絶の感です。円高円高と少し前には毎日のように経済ニュースで大騒ぎしていたから、円がドルに対して高くなるのはいけないことなのねえ・・でも、高い方がいいようにも思えていました。むろん、輸出産業がダメージを受けるので大変だということも分かるのですが、そう悪いことでもないと思っていたら、この本でも今や、東日本大震災があった後でも大して値を下げなかったくらい有事に左右されない円になったとのことです。ひと昔前は「有事に強いドル」が定番だったようなのですが・・それだけアメリカの国力の低下があるわけです。
    この本ではまず基本のこととして貨幣と通貨はどう違うのか、通貨に力をもたらすものは何かから説明しています。そしてワーグナーの歌劇、「ニーベルングの指輪」の筋書をもとに「黄金の指輪の呪い」というようなドラマチックな表現を使いながら、金の保有量に見合った通貨の額しか発行できない金本位制の時代から始まる通貨の歴史を追っていくので、まるで世界史の授業を受けている気分でした。ポンド・ドル・ユーロなどの通貨を巡る現在までの世界経済の成り立ちやそれに日本の立場がどう関わっているのか敬遠しがちな複雑な因果関係が、するすると読むうち分かった気になる内容でした。その意味では普段の経済関係ニュースで報道される出来事がどうにも理解できないと思う方にお勧めの本です。
    筆者は最後に来るべき21世紀通貨のあり方を述べていますが、強くなった円という通貨を持つ国民として、日本も真に豊かな社会を実現すべく地域経済の活性化を考えていくことが大事だと思うところでした。

    0
    2012年08月31日

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