点滅するものの革命

点滅するものの革命

1,463円 (税込)

7pt

3.0

第65回群像新人文学賞受賞作!多摩川の河川敷で、五歳の「わたし」の目が映す、ひと夏の奇跡。鮮烈な才能を記すデビュー作。
未解決事件の報奨金目当てに、多摩川の河川敷に通って拳銃を探す父ちゃんと、雀荘のママ鈴子さん、失恋を引きずる大学生レンアイ……。はぐれものたちが集まる岸辺で、記録され得ない時間が立ちあがる。

「なんの意味もない人間が、なんの意味もない場所に、なんの意味もなく集まって、なんの意味もない言葉を発する、という私たちが普段やっていることをそのまま描いておもしろいという稀有な作品」――町田康氏

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点滅するものの革命 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    多摩川の河川敷で報奨金目当てにあるものを探す父ちゃん、5歳の娘で主人公のちえ、彼らの周りにいる人々がただ喋るだけの物語。
    改行が少なく濃密な文章は、ちえの一人称ではあるものの明らかに第三者の視点で語られている疑似一人称だ。取り立てて何が起きるわけでもなく特に魅力的な人達でもない。話の内容もくだらない

    0
    2022年11月15日

    Posted by ブクログ

    わたし目線で描かれるいわゆる一人称の主人公で、
    この主人公は、5歳の少女。5歳の目線で、物語は進んでいくのですが、語り口調や考えが、5歳とは思われないほど大人びたと言うか、どこか達観して
    いるように思えます。周りの大人が逆に幼稚に思えるし、何も考えていないように思えました。
    みんなが普遍的に思えるこ

    0
    2022年07月31日

点滅するものの革命 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    144ページ
  • 電子版発売日
    2022年07月08日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

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