優等生のウラのカオ ～実は裏アカ女子だった隣の席の美少女と放課後二人きり～

海月くらげ / kr木

「秘密にしてくれるならいい思い、させてあげるよ？」
隣の席の優等生・間宮優が“裏アカ女子”だと偶然知ってしまった藍坂秋人。彼女に口封じをされる形で裏アカ写真の撮影に付き合うことに。
「ねえ、もっと凄いことしようよ」
他人には絶対言えないようなことにまで撮影は進んでいくが……。
戸惑いつつも増えていく二人きりの時間。こっそり逢って、撮って、一緒に寄り道して帰る。積み重なる時間が、彼女の素顔を写し出す。
秘密の共有から始まった不純な関係はやがて淡く甘い恋へと発展し――。
表と裏。二つのカオを持つ彼女との刺激的な秘密のラブコメディ。

※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 男性向けライトノベル / GA文庫
• 出版社: SBクリエイティブ
• 掲載誌・レーベル: GA文庫
• ページ数: 280ページ
• 電子版発売日: 2022年05月13日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 10MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

タイトルからおおよそ予想できる通りの展開が詰まっている。
特に驚きもなくラブコメとして新しい要素もない。
ただし、そんな脳内で終わりがちな物語を形にしたのは作者氏の力。形にするのは大事である。

[匿名 · ★★★☆☆]

間宮の方から秋人に惚れてしまっているんだろうことが伝わってくるが、秋人にどういった魅力があるのかいまいちよく分からない。

[た · ★★☆☆☆]

挿絵に期待をしてしまうし、でも期待ほどは出てこないし、出てきてもそのレベルかーとなってがっかりしてしまった。ノベルなのは分かっていますが…

[み · ★★★★★]

次巻が楽しみです。

成績優秀、品行方正の優等生の仮面を被る間宮優ちゃんと、彼女の裏の顔（素の顔）を見てしまった藍坂秋人くんが、お互いを少しずつ理解していく日常のなかで、好意を意識していく様子が微笑ましいです。秋人くんの友達である宍倉夏彦くんと、彼女の多々良光莉さんの２人が秋人くんと絡むシーン（会話のやり取り）には人物設定との違和感を感じますが、ポジション的には必要な配役なのでしょう。メインの二人の心理描写が分かりやすく楽しめました。両想いを目指したお付き合いは、まだ優ちゃんの片想いですが、明るい未来が見えているので次巻が楽しみです。

[ブクログ · ★★★★☆]

人に言えない彼女の秘密を知ったことから始まるラブコメはいわば王道。
ただその秘密がかなり危ない方面なのとマジでエッチなシチュエーションを描いているのはラノベとしてもいや、攻めてるよなあ。
これで主人公男子がノリノリだったらよくあるラノベなのだけど、そうならない所が今どき。
でもちょっと面倒くさい気もする笑

展開としては秘密が他の人にもバレてヤバイ状況に彼が駆けつけると言う……これまた王道展開なのが分かりやすい。
ただ、主人公の気持ちがハッキリしないのでこちらもスッキリした達成感は味わえない。
まあ、このじれったい感じも良いのだけれど。

続編では主人公の気持ちも解放されるのだろうと予想する。
なぜならそれもまた王道だからね。