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「ハイパー資本主義はあまりにも行きすぎてしまった。いまや私たちは、資本主義を超える新しい体制、すなわち、参加型かつ分散型、連邦主義的かつ民主主義的で、環境にやさしく、多民族共生かつ男女同権といった新しい形の社会主義について考える必要がある。私はそう確信している」(序文より)英国のEU離脱(ブレグジット)、トランプの勝利と敗北、マクロンの諸改革、プーチンの泥棒政治、新型コロナ、気候危機……激動する世界のただ中で、格差と闘うエコノミストは何を訴えたのか? ピケティが構想する「新たな社会主義」とは? 2016年から21年初頭にかけて『ルモンド』紙に寄稿した時評から44本を精選し、新たに「序文」を付す。『21世紀の資本』から進化を続ける思考と格闘の軌跡。
...続きを読むPosted by ブクログ 2022年05月05日
本書は、トマ・ピケティ氏が書いた記事をまとめたもので、トピックは経済格差や温暖化問題、ブレグジットそしてアメリカ大統領選挙など多岐に渡ります。
また、専門書では無いので、トマ・ピケティ氏がまさに『そのとき何を考えているか』を垣間見ることができます。多くの人に富がいきわたるような、世の中になることが、...続きを読む
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