スマートファクトリー構築ハンドブック 50のイメージセルがものづくりDXを具体化する

スマートファクトリー構築ハンドブック 50のイメージセルがものづくりDXを具体化する

流行技術ありきではなく、ものづくり経営の根幹から出発する、スマートファクトリーのコンセプト設計から実装までを支援するためのフレームワークと検討ステップについてまとめた1冊。

Practical Initiative とPractical Insight でDX の実現を
1992 年に日本でインターネットサービスが始まって以来、ネットワーク性能は劇的に向上しクラウド化も進展しました。今やこれら各種のデジタル技術は、多くの新しい価値を生み出しながら、産業や地域に構造的なレベルでの変革をもたらしつつあります。
一方、こうしたデジタル技術の進化のスピードは幾何級数的と言われるほど目覚ましく、新しいプラットフォームやサービスが生まれては、アップグレードを繰り返しながら進歩しています。
企業は、これらのデジタル技術あるいはサービスを適切に活用しつつ、従来のビジネスモデルを問い直し、組織や業務そのものを変革しながら新たな価値を生み出していくことが求められる時代になりました。
このような背景の中で、“ユーザー”にとっては、多様なプラットフォームやサービスに振り回されることなく、自社にとっての最適な選択を行い、そして使いこなすスタンス= Practical Initiativeが一層重要になってきたといえるでしょう。

Practical Initiative―― 実現したい未来のために、イニシアチブをもって実践する
また従前より、“考える現場力”が日本企業の強みだと言われています。その強みを活かし、経営者レベル、マネージャーレベル、そして社員一人ひとりの日常やそれぞれの立場で、現在と将来に何が課題となるのかを洞察できること、これがデジタルトランスフォーメーション(DX)を成功に導く大きな力となると考えます。
デジタル技術におそれることなく、Practical insight =実践でつかんだ知を重ねることで、不確実な未来を切り拓くことができるのです。

Practical Insight―― 実現したい未来のために、洞察力を高めて実践する
デジタル技術を適用した変革テーマは、ビジネスモデルなどの事業戦略レイヤーから現場の改善レベルまで、あらゆる場面に転がっています。
スマートファクトリー構築によって、何を実現したいのか、そのために何をして行くべきか。Practical Initiative とPracticalInsight をもって描いていくことの重要性を、本書を通じてお伝えしたいと考えます。

【目次】
第1章 製造業を取り巻く環境変化と課題
第2章 DX の加速がスマートファクトリー構築のカギになる
第3章 トライ&エラーで現場の課題を解決する~課題解決領域の取り組み~
第4章 自社工場をスマートファクトリー化せよ!~最適化領域の取り組み~
第5章 スマートファクトリーイメージセルでめざす工場の姿を実現する
第6章 スマートファクトリーを実現するメソッド「TAKUETSU PLANT」
第7章 スマートファクトリー構築の事例
第8章 スマートファクトリー構築を支えるデジタル人材
第9章 スマートファクトリー構築の展開
おわりに(特別寄稿)スマートファクトリー時代の「良い流れ」づくり
東京大学名誉教授、早稲田大学大学院経営管理研究科教授 藤本隆宏

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